小田島さん

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最近変わったことがある







唯「ごめんね？
　 一緒に行けなくて‥」


『なんで謝るの！
　唯ちゃんデートなんでしょ？楽しんできてね？？』










申し訳なさそうにする唯ちゃんを
笑顔で送り出せば








小「おかえり〜Aちゃんっ」


『‥小田島さん、コンニチハ』


小「よ〜し！しゅっぱ〜つ」









唯ちゃん(＋正次くん)と帰れない時は必ず
こうして小田島さんが学校の前で待っていてくれる









小「門司から聞いたんだけどさ〜
　 Aちゃん、今度のコンクール出るんでしょう？」


『‥はい、」


小「１年生で一人だけ選ばれるって凄いね〜」








そう言って一歩後ろを歩く私を
優しい笑みを浮かべながら見つめる小田島さん


どうも私はこの笑顔が苦手みたいだ
全身から好意が溢れ出てる感じがして、








『私なんか、全然です
　それよりも小田島さんの方が凄いんじゃないですか？』


「およ？」


『佐智雄がいない間、鳳仙を守ってるのは小田島さんだって、門司が』







それに、髪生えてるし
そう言えば薄っぺらいお腹を抱えて笑う小田島さん










「Aちゃんさ〜」

『はい、』

「俺、好きだよ
　すごく」










なんて日だ












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