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「おまえパソコンにさわらなかったか？！」
僕は朝起きると一緒に寝ていたアッシュがいなくって彼を探しに部屋を出た。
そうしたら書斎の方から大きな声が聞こえて部屋に向ったらアッシュがユーシスに掴みかかって怒った顔をさせていて。
「ぼ、ぼくは何もしてません！」
「ほんとうか？！」
「ほんとです！ぼくはパソコンなんか扱えません！！」
まだユーシスを放そうとしないアッシュに、エイジがなだめるように声を掛ける。
「ほんとだよ、アッシュ。昨夜はボクも伊部さんも彼の隣の部屋の次の間に泊めてもらったけど夜中に出ていった気配はなかったもの」
「ああ、英ちゃんの言うとおりだ、次の間を通らなきゃ廊下へは出れないからな、絶対に気づくはずだよ」
それでも納得できない、という顔をさせてアッシュが次に目を向けたのはおばあちゃんだった。
「じゃああのばーさんはどうだ？」
「え…わ、わたくしは何も…だんなさまのものは絶対手をふれてはおりません。ほんとうでございます！」
「アッシュ無茶を言うなよ、年寄りにはいくらなだってムリさ…パソコンいじりなんて」
マックスがムリムリーと笑っていると、
「なんでそんなことがわかる！！てめーが機械オンチだからって他人までそうだと思うなよ！」
アッシュは怖い顔をして彼に怒鳴る。
それを聞いてマックスはイライラとした顔をさせながら、口をパクパクさせた。
「ふんまあいいや、どうせユーザーでなきゃできないことだもんな」
何があったの？とエイジが聞くと、パスワードが変わったとアッシュが返事を返す。
「俺たちがシステムに侵入したことに気づいて誰かがパスワードを変えたんだ」
「だれかって…」
「博士だよ、決まってんだろ」
今まで痛そうに首をなでていたユーシスが嬉しそうな顔をさせる。
「じゃあ…じゃあ父は生きてるんですね？どこかに無事でいるんですね？」
「まあそういうことだな…ハッカーゲームもこれでジ・エンド……ちっ」
イライラしているように言うアッシュの肩を撫でると目が合って、彼が困ったように笑った。
ご飯でも食べてからもう一回話し合おうってマックスが言うから皆でリビングに向かう。
その途中でお家のチャイムが鳴って、エイジと一緒に見に行ったらショーターが立っていた。
「ショーター！」
「よっ、良い子にしてたか？」
「うん！」
アッシュに教えてあげようと思って部屋に戻ったら、マックスと睨み合っててどうしたのかと首を傾げた。
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オチャネコ(プロフ) - はんなさん» ありがとうございます！主人公の性格はきっと好き嫌いが出ると思っていたのですが、そう言ってもらえて嬉しいです(*´･ω･)完結までかけるように頑張ろうと思います♪ (2019年1月9日 18時) (
レス) id: 2284090fb1 (このIDを非表示/違反報告)
はんな - 主人公君何とも言えない可愛さ…この先のアッシュとの関係もどうなるのか楽しみです！お話もすごく面白いですし、なんとか完結まで頑張ってください！応援してます！ (2019年1月8日 22時) (レス) id: b99f79b3ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：オチャネコ | 作成日時：2019年1月8日 18時
