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家のドアがノックされる。
ドアスコープで外を確認すると、アッシュを先頭に３人が並んでいて
僕はドアを開けた。
マックスが黒い髪の女の子みたいな男の子をだいていてびっくりした。
髪の毛はつやつやだし、肌は真っ白だしお人形さんみたいでとっても綺麗。
おばあちゃんが慌てたように中に案内してくれて男の子をベッドに寝かせる。
部屋の中はスッキリとしてて、本棚に机、椅子、ベッドと、本当に最低限のものしか
置いてないみたいだった。
「…いったい何があったんだ、ばあさん」
「は、はい…わたしがお食事のしたくをしておりましたら…あの男たちが来て…だんなさまからの使いでぼっちゃまをお連れするように…と。そこへ運悪くぼっちゃまがいらして…あの男たちはわたしをなぐりつけてぼっちゃまを…」
おばあちゃんを殴りつけていくなんて、ひどい人たちなんだね。
その傷も今は手当をしてガーゼの下に隠れたけれど、とても痛々しい。
「…ふうん…じゃあ最初からこの少年が目あてだったのか」
「”ぼっちゃま”っていうけど、こいついったい何者なんだよ？」
「は、はい…ぼっちゃまは――ユーシスさまは…だんなさまの…ドースン博士のご子息さまでございます…」
「息子？」
ここのお家の子だったんだね。
名前はユーシスっていうんだ。
ユーシスはベッドに寝かせたまままだ起きない。
でも長いまつげを見ていたら、それが動くのがわかった。
「う……」
「気づいたのか？！」
「ぼっちゃま！」
ゆっくりと瞼を開けるのをただじっと見ているとそこから真っ黒な瞳が現れた。
「英二に似てるなァ」
ユーシスとエイジを交互に見る。
似てる…かな？
二人共黒い髪に黒い瞳。
だけど僕は彼が目を開けた時に、背中がぞわぞわって気持ち悪くなった。
エイジの時はそんなこと思わなかったのに…。
だから二人が似ているって思えなかった。
「ぼっちゃま…こちらの方が助けてくださったんでございますよ」
「いったい何があったんだね？オレたちはあんたのおやじさんドースン博士に用があって来たんだが、あの男たちは？何か心あたりがあるのか？」
「…ぼくにもわからないんです…いきなり襲いかかってきて…」
「あんた息子だそうだけど…」
アッシュがそう言うと困ったような顔をするユーシスだった。
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オチャネコ(プロフ) - はんなさん» ありがとうございます！主人公の性格はきっと好き嫌いが出ると思っていたのですが、そう言ってもらえて嬉しいです(*´･ω･)完結までかけるように頑張ろうと思います♪ (2019年1月9日 18時) (
レス) id: 2284090fb1 (このIDを非表示/違反報告)
はんな - 主人公君何とも言えない可愛さ…この先のアッシュとの関係もどうなるのか楽しみです！お話もすごく面白いですし、なんとか完結まで頑張ってください！応援してます！ (2019年1月8日 22時) (レス) id: b99f79b3ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：オチャネコ | 作成日時：2019年1月8日 18時
