ゾ ル 家 の 末 っ 子 ち ゃ ん 3

#119 ページ33

Aside





今日もいつものように、旅団と
楽しく過ごしていた





すると、久々にキルアお兄ちゃんから
電話が来た




ｶﾞﾁｬ




『もしもし』



キルア「A無事か？」




『ん？あぁ、全然無事！』



キルア「もう戻ってきていいぜ、てか早く戻ってこい」



なんなんだ、このお兄ちゃんは！



戻ってくるなだったり戻ってこいだったり！




『え〜もう？』



キルア「い、い、か、ら、早く戻ってこい」



わあ、怖い



ｶﾞﾁｬ




『あ、言い逃げ』



シャル「誰から？」



『お兄ちゃん。戻ってこいって』



フェイ「A戻るか？」



『うん！もう十分だし！』



マチ「そっか、じゃあ私達も帰るよ」




『また、あっちで会おうね！連絡してね！』




旅団のみんなと別れ、キルアお兄ちゃんと
集合する場所へ向かった





ゴン「あ、Aー！！！」



『ゴン！』



ゴンと再会のハグを交わした




キルア「はいはい、離れて」



『あ、お兄ちゃん！』



お兄ちゃんに抱きつくと、しっかり
抱き返してくれた




キルア「怪我なくてよかった」



キルアお兄ちゃんはギュッと強くだきしめ
安心した声で話した




ビスケ「まったく相愛兄弟だわさ」



『へへ、いいでしょ〜！』



ゴン「あ、A！俺たちカード全部集めたよ！」




『ほんと！？』



私がいない間すごく頑張ったんだろうな……




ゴン「うん！」



『あのアナウンスはゴンのことだったのかー！』




キルア「お前カードの意味とか名前覚えてるか？」



『覚えてるよ！』




旅団と過ごしていた時に、やることがなく
よくカードゲームしてたからね




ｱﾅｳﾝｽ「只今からクイズを開始します」




キルア「お、きたか」



『え、なになに』



ビスケ「クイズで1番点数が高く取れた人が最後の1枚をゲット出来るのよ」



なるほど




『挑戦してみよーっと』





クイズがどんどん出題された




ｱﾅｳﾝｽ「おわりです。5分後に発表します」




キルア「全然分からなかった」



ビスケ「ゴンはどう？」



ゴン「どうだろ……」




不安な気持ちで5分待っていた




ｱﾅｳﾝｽ「発表します。最高得点87点ゴンさん」



『おー！おめでとー！』



ｱﾅｳﾝｽ「と、Aさんです」



『え』




キルア「お前らすげえな笑」



ゴン「Aやったね！」




私も最高得点だったとは……

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