鬼殺隊員兼、審神者になりました！

弐 ページ8

『攻撃をしてしまったけど大丈夫だろうか…？』



まぁ峰打ちだし…


そして気づいたらこんのすけいないし。



…中に入ろう。うん。



ー名も知らぬ刀剣男士は放置ー







『お邪魔しまーす』


中へ入ると綺麗だった。


此処は土足で良いのか？



玄関で悩んでいると悲鳴が聞こえる。



『！』



取り敢えず土足で上がりその声の元へ急ぐと…



？「兼さん！逃げて！」



兼さん？「国広！くそっっ放せ！加州！」



？「ふざけないで！和泉守！お前まで喰われてどうするの！？離れまで急ぐよ！」



あれは此処の刀剣男士だろう。



そして其処にいたのは今にも喰われそうな青年と、鬼だった。



？「僕がただで喰われると思わないで下さいね…！」



鬼「キャキャキャキャ！涙ぐましい！涙ぐましいねぇ！お前は私に何度喰われた？これで私は何人喰らった？」



？「…！！」



鬼「お前を喰ろうてあ奴らも喰らってやろう…婀ァ可笑しい、可笑しいなぁ！」



『水ノ呼吸、漆ノ型“雫波紋突き”』



脚力を強化して最速とされる波紋突きで鬼の両腕を切り落とす。



そして、



『肆ノ型“打ち潮”！！！』



鬼の頸を切る。



鬼「貴様ァ！鬼狩りか！」



『鬼殺隊、元水柱だけどね。』



本体ではないか。



鬼「鬼狩りが出るなんて聞いてない！儂は『五月蝿いよ。』



そう言って刀を口に刺すと鬼は消えた。




？「貴方は…」



『あ、そうだ大丈夫？』



？「だっ大丈夫です。」



『じゃあ私はこれで。鬼の本体を倒さないといけないしね。可能であればなるべく日向にいて。鬼は日向には出れない。』



？「あの！…貴方は？」



『私？私は…白露 A。鬼殺隊の剣士だよ。』



？「鬼殺隊…。」



『それじゃ。』



堀川「僕の名前は！堀川国広と言います！助けて頂きありがとうございました！」



走り出すと後ろから声を張って言われた。



私は堀川君に一礼をすると先を急ぐ。

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