恋に溺れたあの夏を ~Daiki~

# 12 ページ12

大「本間に今日遊ばれんのか？」



『うん』






大「んー、また今度誘うな！



で、遊ぼうや♪」





『なんでそんなに遊びたがるん？

もう、小学生やないし、一応受験生やし...』





大「....遊ぶの嫌いか？

じゃあ、やめとくわ....」




夏「(人１)と大友〜!


教室戻ろ〜！」




『はーい！』






大「お前、俺にだけは笑わんのじゃな」





って、切なそうな顔で見てくるから



めっちゃ下手くそな笑顔を大友に向けた



大「下手くそやの、笑うこともできんのじゃな笑」




『そうなんかもね笑』



大「あ、笑った！




本田、感情あってよかったぁ笑」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜






夏「大友行こ〜」





大「はーい」







『結局どこいくん？笑』




夏「えっとね...カラオケとショッピングモールうろうろかな笑



今度、(人１)と二人で遊びたい！！」



『ええよ！

遊ぼ遊ぼ♪』




大「女子とは遊ぶんやぁ...笑」




『うわ、大友来たから帰るな！


夏芽ばいちゃ！』



夏「ばいちゃ！笑」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜







『ﾌﾌﾌﾌｰﾝ』




呑気に鼻歌歌ってるけど、私勉強苦手やから



受験やばいんよなぁ.........






なんて考えてたら


スマホの着信音が鳴った


頻繁にLINEしてるから夏芽かな？





«今から家行ってええか？»





『大友かいっ』





＜何かあった？＞




«相談したいことがある»




＜勝手に来れば＞





いつも大友には、雑にしか接せない




別に、そこまで嫌いとかちゃうけど




なんでなんやろ





ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ




来るの早いな←




『はーい』





大「ごめんな？急に」




『えーよ、で？』









大「俺、望月が好きかもしれん」

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