きゃ！どんどん強くなっちゃう！ (ページ7)

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「あんまり姉さんに負担かけさせないでよ。ただでさえ仕事が忙しいんだからさ」

イルミが心配してお母様に文句を言う

「えーでも」

「親父も減らしてあげたりしなよ。姉さん無駄に頑張りすぎちゃうんだからさ」

無駄にって、一言多いなあ

「姉さんも休日何もない日作らないと」

不満気に私の方を見るイルミ

「そうじゃな…、Aは最近詰め込みすぎじゃからしばらく休みを多めにしてやれ」

「うむ…」

お爺様の言葉にため息と共に漏れた声を出して少し考え込むお父様

私はカルトに運ばれてきたスープの温度を確かめる

『イルミもお爺様も心配症だなぁ。』

ヘラヘラっと笑ってカルトに飲んでいいよと促す

『でも家族との時間が減るのは悲しいかな』

少し照れて言うと皆んなが私をじっと見て止まる

そんなにおかしなことを言ったかな

「来月の仕事は減らす」

お父様は少し経ってそう言った
他の家族も満足そうに頷いた

お母様はでもでもと口を挟む

「それならお稽古はいいでしょ？休みが増えたんだから」

『いいよ。お稽古楽しいし』

「…姉さんがそう言うならいいけど」

これで完全に満場一致

『じゃあ今月頑張ればご褒美の日々だね。頑張ろう～』

そう笑いながら言うと、両隣の弟ちゃんたちはつられてニコニコしていた

あー天使。来月天使たちとたくさん遊べるなんて

そう思いながらキルアの倍ご飯を食べて圧勝して夕飯を終えた