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ナル「あ!Aにベタベタ触んじゃねえ!」
自「うるさーい!こんな可愛い子どうして紹介せんかったんじゃい」
ナル「ンなこた修行と関係ねーだろ! そもそも、(ボンキュッボンの)ねーちゃんが好きなんじゃなかったのかよ!」
自「わかっとらんのォ。ワシはひと目でわかった。この発展途上の期待感、成長と共に日々失われていく幼さ! そして何よりこの若さにして、色のある仕草!」
『あの…』
なんていうか、ちょっといやらしい目で見られた気がして。訝しげな表情でおじさんを見てしまった。
ナル「ほーら嫌がられてる」
自「…!」
さっきまでホの字だったのが、真面目な顔に戻る。
自「急にスマンかったのぉ。わし小説書きなんだが、今度取材させてくれんかの」
でもまたニヤケ顔になっていた。
ナル「だあ〜もう! 絶対受けちゃダメだってばよA?!」
なんていうか、私が会話に入る隙がない程、ふたり仲良しなんだなあ。
『ふふふっ。仲良しですね。小説作家さんはナルトとどんなご関係で?』
自「ああ、紹介がまだだったの。こいつセンスなさすぎてまだ師匠とは名乗れんが…こいつの修行を見とる」
そういえば、ナルトのチャクラが予選の時より安定してるような。大蛇丸に何かの封印術をかけられていたけど、もしかして…
この人がその封印を解いたから?
『なんだか凄そうなお師匠さまですね。ナルトをよろしくお願いします』
自「…任せなさい」
?
何か変な感じがする。
自(いかん。怪しまれとる。ここはひとこと断りをいれておいた方が良さそうだの)
深妙な顔で耳元に近寄り、私だけに聞こえる声で話してくる
自「ナルトはこれから厳しい修行をする。これもナルトの為だ。もしものことがあっても…いや、あったらワシのせいだ」
あまりいい内容ではなさそうだけど、なんでだろう。ナルトのことなら大丈夫な気がしている。
『大丈夫ですよ。ナルトを信じてるから修行させるんですよね? なら尚のこと、いいお師匠様じゃないですか』
自(信じとる…そうだった。この嬢ちゃんには参るな)
ナル「ふたりで何話してんだ?」
自「おースマン、スマン。じゃあまたの。行くぞナルト」
ナル「うーす。あ、A! 本戦までちゃんと回復しろよな!」
ニシシ。
太陽みたいな笑顔に励まされる
『うん、ナルトも頑張って!』
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石セー(プロフ) - じゅりさん» じゅりさん初めまして!読んで下さってとっても嬉しいです^ ^ありがとうございます!更新頑張りますー! (2019年5月20日 21時) (レス) id: 34e5e194e4 (このIDを非表示/違反報告)
じゅり(プロフ) - 初めまして!更新楽しみにしてます頑張ってください! (2019年5月17日 6時) (レス) id: 9e6c1be654 (このIDを非表示/違反報告)
石セー(プロフ) - 名無し65455号さん» 初めまして、コメントありがとうございます。読んで下さってる方がいるんだなあと実感して感動しています。随時更新して行くのでよろしくお願い致します^ ^ (2019年4月3日 22時) (レス) id: 34e5e194e4 (このIDを非表示/違反報告)
名無し65455号(プロフ) - 初めましてこの作品読んでみて楽しみにしていますこれからも更新頑張って下さい! (2019年4月3日 13時) (レス) id: 1e5a33a9df (このIDを非表示/違反報告)
石セー(プロフ) - 咲空さん» コメントとっても嬉しかったです。ありがとうございます!おかげさまで少し自信を持てました。主人公設定まだまだあるので楽しみにして頂ければ幸いです^^ちょうどプロットを練り直していたので更新が止まってしまいました。近々更新を再開します。 (2019年4月2日 16時) (レス) id: 34e5e194e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:赤成 | 作成日時:2019年3月10日 16時