月の子-もうひとりのかぐや姫-【カカシ、オビト夢】 (ページ6)

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2「守られる秘密」ページ6

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火影「カカシよ、どうじゃ今回の受験者たちは」

カカ「あの九尾の子と、うちは一族の生き残りと…霧隠れで拾ってきちゃった子ね……」

火影「ホッホッホ。なかなか濃いのぉ」

カカ「Aが俺に気づいてないってことは、ちゃんと秘密は守られてるってことですね」

火影「そうみたいじゃの。木の葉に来てしばらくは混乱しとったが、すぐに慣れてのぉ、あの娘も特に詮索してこなかったのじゃ」

カカ「……そうですか」

当時、引き取るからにはAに過去を引きづらせないようにと
内通者の間でルールが徹底されていた。
もちろんA自身にも、過去は気にするなと釘を打っていたそうだ。
未練を持たせないために、育て親は亡くなったと伝えてある。
実際のところわからないが。

今、彼女の心の内は
本当のところはどうなのか

それは復讐心を露わにするサスケと違って
包み隠されている

カカ「まぁ、このメンツだからと言って手加減はしませんよ」