39「サスケの覚悟」 ページ44
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過ぎた頃にはハラワタ煮えくりかえるような、クソみたいな出来事だった。
俺がアイツのことを尊敬していただなんて、ヘドが出る。
でも
あの頃の俺は非力で、逃げて命を乞うことしかできなかった……。
決めたんだ、アイツを必ず殺す。
そのために強くなろうとして…
それがなんだ？
こんなところですら発揮できない力なのか？
あのナルトが逃げなかった。
Aも戦った。
俺は…こんなところで何をしている？
？？「愚かなる弟よ、この俺を殺したくば、恨め憎め。そして醜く生き延びればいい」
違う！！
再び写輪眼を目に宿す
サス「ありがとう、A」
やっと、だ
やっとお陰で目が覚めた。
そっとAの背中を木に預けさせる。
傷口からこれ以上血を流させないように
草忍だった男「力を見せてもらおうかしら」
素早い動きでクナイを投げ、
避ける先を見切り体術で畳かける
さらに敵の隙をつき体を掴み
この森の高低差を利用して
頭から強く叩きつけた
やつの体が力を失いしなる
やったか？
と思ったが泥に変わる
サス「変わり身！？」
男「写輪眼で見えてるのね。わたしの動くその先を」
サス「あがぁっ！」
形勢逆転、体術で押し込まれる
男「はっ、たわいも無い。うちはの名が泣くわよ」
こっちが笑い返してやる
俺がただやられてるとでも思うか？
ボン！
男「なに」
やつの服のすそに小さな爆玉を３つ仕掛けていた
隙を作るために
サス「はっ！」
今度はこっちの番だ
ワイヤーを繋げた手裏剣を投げ
周囲から確実にターゲットを捉え木に巻きつける
サス「火遁・龍火の術」
男「あああ゛ああ！」
ワイヤーを伝い敵を焼き付ける
しばらく燃え上がる身体
火の収まったころには、ぐったりと静かにしていた
流石に死んだだろう
やった…。
サク「サスケくん！やったね！…大丈夫？しっかりして」
写輪眼を使い過ぎた。もうほとんど力は残っていない
サス「！！」
サク「！！」
金縛り！
まだ生きてやがるのか？！
奪われた巻物は焼かれる。
男「流石、あのイタチを超える目を持っているわね」
なに！
イタチを知っているだと？！
サス「お前何者だ？！」
大蛇丸「わたしの名は大蛇丸。またいずれあなたから私に会いたくなるわよ」
ガブっ
サス「うああ゛あああ゛！」
大蛇丸という男、首を伸ばし
俺の首を噛みやがった！
ただ噛んだんじゃない、尋常じゃない痛み
一体なにをした…！
大蛇丸「ククク…楽しませてもらったわ」
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作者名：赤成 | 作成日時：2019年2月25日 11時
