84話 文句の後に ページ9
私は紫音に文句を言ってやった。
「ね、紫音。なんで紫音が一人で、私が二人担ぐの？有難う。私、谷崎兄妹担ぎたかった。」←
紫音「そう言うと思ってた。良かったね、いい匂いした？」
「血であんまり匂しなかったけど、ナオミちゃんがとても美人だった。」←
紫音「だよね。ナオミちゃんかわi
「やめときな、紫音。谷崎(兄)は怖いぞぉ。それと私が紫音にナオミちゃんを渡すとでも？？？」
紫音「キャー怖い―(棒)。さ、茶番はここまでにして、早く探偵社に行こう。あんまり待たせちゃ悪いからね。」
「そうだね。さ、紫音。手を貸して。」
話しているうちに着替え終わった二人の手が触れ合うと、影に飲み込まれた。
気が付けばもう、探偵社だ。
「(有難うございました。おかげで着替えてこれました。血濡れのまま流石に…。)」
紫音「あれ、国木田さんは？」
乱歩「国木田は今、敦を見に行ってるよ。与謝野さんは谷崎を…。あ、そろそろ聞こえるよ。」
潤「ぎゃあぁぁぁぁぁっぁ！！っあ♡」
紫音「ああ。与謝野晶子さんの異能力は治癒でしたね。頑張ってください、谷崎さん。」
「(すみません。敦さんはどちらに？)」
乱歩「嗚呼、敦なら医務室にいるよ。国木田が見てるはずだ。行って来れば？」
「(じゃあ行かせていただきます。紫音はここで待ってて。)」
紫音「はーい。」
そう言って、医務室のドアをこっそり開けた。そこで見たのは…。
独歩「俺は動揺などしていない！！！」
と、叫ぶ国木田の姿だった。ふと、敦君を見てみると、少し、焦りや不安の色が見えた。
独歩「最悪の事態になるかもしれん。今のお前にできることを考えておけ。」
医務室から出ようとした国木田君とばっちり目が合った。
「(あ。少し敦さんの様子を見に来ました。お元気そうで何より。)」
独歩「嗚呼、わざわざありがとうございます。ところで、小僧、雨森さん。俺の眼鏡を知りませんか？」
敦「え。えぇぇ。」
勿論メガネは国木田君の頭に乗っていて。
「(国木田さん。頭の上、持ってますよ。眼鏡。)」
そう書いたスケッチブックを胸の高さに掲げると、医務室の空気は凍り付いたのだった。
(なんか、御免。ここに治がいなくてよかったわ。絶対この空気をさらに悪くするから。】
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どーも、クレハです。まだまだアニメ四話ぐらいまでしか進んでいない…。
すみません。
では次のお話で。”約束”ですよ？
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奏斗 - 面白かったです！続き待ってます！ (10月3日 21時) (
レス) @page13 id: 837e222f3a (このIDを非表示/違反報告)
庄司靖(プロフ) - おねがいします続きをできたらでいいのでやってください！続きが出るのを楽しみにしています (2023年1月17日 23時) (レス) @page13 id: e958ad6f1e (このIDを非表示/違反報告)
幽(プロフ) - 最新待ってます😌 (2022年8月1日 12時) (レス) id: fb9d3eda18 (このIDを非表示/違反報告)
七日 - すごく面白かったです!! 続き待ってます。 (2022年3月4日 3時) (レス) @page13 id: 2fef72e0d0 (このIDを非表示/違反報告)
雪姫(プロフ) - 続き待ってます!!!!! (2021年12月31日 11時) (レス) @page13 id: 70f5cfe725 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クレハ | 作成日時：2019年5月16日 23時
