【第七話】 ページ10
「あっ…。」
そういえばこの日以来、
総悟さんとは別行動だ。
総悟さんが何も知らない事がなんだか腑に落ちない。
もしくは
知ったうえで
あの日突然招集をかけたとっつぁんも気になる。
いずれにせよ
�爐覆砲�ある��
という事実だけが
Aの中で、疑惑から確信へと変わった瞬間だった。
とりあえずは目の前の仕事を片付けよう。
「あ゛ーーーーーもう！！」
あれから2時間。
終わらない！！！
自室の時計の短針は文字盤5を指し、
時刻が早くも17時を回っていることを、
ご丁寧に音までつけて知らせている。
集中力の限界を迎えその場に寝転んだ。
「Aちゃーん、いるか？」
障子の向こうから聞こえる男の声。
我らが真選組の局長
ゴリラ
ストーカー
近藤勲
「はーい、どうしました？」
立ち上がり障子をあけた。
「俺は厠に行くだけなんだが、
トシがAちゃんを探していたんでな。
自室にいるかを確認したかったんだ。」
始末書中に悪かったねといつもの笑顔で言う。
土方さんが私を？
「そうなんですか。
私から出向いた方が？」
「いや、トシの方から来ると思うぞ。
この後も自室にいるのならそう伝えておこう。」
「ありがとうございます。
今日は自室にいる予定です。」
そうか、伝えておく、と言って近藤は厠へ向かった。
近藤さんからならともかく、
土方が私になんの用があるんだ。
なんだか色々な事に悶々とした気持ちを抱きながら、再度自室で寝転んだ。
✴︎
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やま - 次の話が気になります！！更新頑張って下さいね (2022年10月13日 17時) (
レス) @page40 id: 0e3bc286c0 (このIDを非表示/違反報告)
いと(プロフ) - ☆さん» ありがとうございます！嬉しくて何度も読み返してしまいました笑ゆっくり更新していくので気分転換がてら読んでもらえたら嬉しいです☺︎ぜひまたコメントお願いします♡ (2022年9月4日 10時) (レス) id: 496eb1da56 (このIDを非表示/違反報告)
☆(プロフ) - とっても好きです。２１話の夢主ちゃんの言葉が、単純で、重くて、強くて、読んでいて圧倒されました。更新の度にわくわくしながら読ませてもらってます🙇♀️無理はなさらず、頑張ってください💖 (2022年9月1日 20時) (レス) @page25 id: f76d03d4ec (このIDを非表示/違反報告)
いと(プロフ) - まつたけさん» ありがとうございます！最近一段と亀更新ですが楽しんで貰えると嬉しいです！またぜひコメントお待ちしてます☺︎ (2022年8月31日 13時) (レス) @page24 id: 496eb1da56 (このIDを非表示/違反報告)
まつたけ - この小説すごく好きです。 (2022年8月15日 19時) (レス) @page22 id: 796715c198 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：威杜 | 作成日時：2022年6月18日 2時
