【第四十一話】 ページ45
「山崎さ、お前なんか知ってんの？」
「え？」
「私が何かしたんだろうか。」
双眼鏡から目を離しAに視線を向ける山崎。
「どういう意味ですか？」
「おかしいと思わない？最近。
もう何年も真選組にいるんだから、わかる。」
「それは…。」
「よし、行くぞ。」
双眼鏡から目を離し立ち上がるA。
「へ？どこに？」
「お前の目は何のためについてんだよ。
あいつ張ってんだろ？動いたぞ。」
愛刀を握りしめ、玄関を出て行った。
「あの人仕事できるんだよな…腹立つ…。」
手柄をまんまと取られた山崎もAの後に続いて部屋を後にした。
男は江戸の街をこそこそと歩き、かぶき町のネオン街へと移動していく。
「どこ行くんだ？」
そのままネオン街も抜けひたすら進み続ける。
「まさか…。」
「そのまさかだな、おそらく…」
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「まずいな、出国されたらどうしよう…！」
「大丈夫だろ。
今日はターミナル補修の為の全便運休だ。」
2人で追うリスクの方が高い、今日は切り上げて明日応援を呼ぼう。
素早く決断を下し踵を返すA。
「仕事できんだよな。
なんでこんな事になってんだろ。」
屯所へと戻るAの背中をぼーっと眺める。
「俺何してんだろ。」
腹立つ。
✴︎
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やま - 次の話が気になります！！更新頑張って下さいね (2022年10月13日 17時) (
レス) @page40 id: 0e3bc286c0 (このIDを非表示/違反報告)
いと(プロフ) - ☆さん» ありがとうございます！嬉しくて何度も読み返してしまいました笑ゆっくり更新していくので気分転換がてら読んでもらえたら嬉しいです☺︎ぜひまたコメントお願いします♡ (2022年9月4日 10時) (レス) id: 496eb1da56 (このIDを非表示/違反報告)
☆(プロフ) - とっても好きです。２１話の夢主ちゃんの言葉が、単純で、重くて、強くて、読んでいて圧倒されました。更新の度にわくわくしながら読ませてもらってます🙇♀️無理はなさらず、頑張ってください💖 (2022年9月1日 20時) (レス) @page25 id: f76d03d4ec (このIDを非表示/違反報告)
いと(プロフ) - まつたけさん» ありがとうございます！最近一段と亀更新ですが楽しんで貰えると嬉しいです！またぜひコメントお待ちしてます☺︎ (2022年8月31日 13時) (レス) @page24 id: 496eb1da56 (このIDを非表示/違反報告)
まつたけ - この小説すごく好きです。 (2022年8月15日 19時) (レス) @page22 id: 796715c198 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：威杜 | 作成日時：2022年6月18日 2時
