【第三十九話】 ページ43
Aは
山崎を探しに行く、と屯所の中に姿を消した。
「で、どうなった。」
Aの背中を見届け、沖田は監察に声をかける。
「
既に身柄は拘束済とのことです。」
「そうか…。」
ふーと息を吐き、足元に視線を落とす。
「沖田隊長、間違い無いんでしょうか…。
Aちゃ、いやAさんが…。」
「俺もそう思います。
信じられねぇ！なんかの間違いだとしたら大変なことに…。」
「わかってらァ。」
「でも、ここまで来ちまったんだ。
あとは近藤さん達次第でさァ。」
普段から強いはずの沖田の瞳に影が落ちる。
そのまま背を向けて屯所玄関に向けて歩き出す。
あっ、と思いついた様に振り返った。
「さっきのは本当だから、忘れんじゃねーぞ。」
わざとらしく口角を上げて吐き捨てる。
心なしかいつもよりも１つか２つ、トーンが上がっている様に思える。
「す、すいませんでした…。」
沖田のいう�爐気辰�の�瓩�何かを察した監察達は
素直に(怖いので)謝罪する。
満足した様に沖田は屯所内へと入っていった。
「あ、そういえば山崎さん大丈夫かな。」
「あ、そういえばAちゃん探しにいくって言ってたっけ。」
「あ、忘れてた。」
その場に残された3人は互いに目を合わせ、
心の中で、終わったな、とつぶやいた。
✴︎
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やま - 次の話が気になります！！更新頑張って下さいね (2022年10月13日 17時) (
レス) @page40 id: 0e3bc286c0 (このIDを非表示/違反報告)
いと(プロフ) - ☆さん» ありがとうございます！嬉しくて何度も読み返してしまいました笑ゆっくり更新していくので気分転換がてら読んでもらえたら嬉しいです☺︎ぜひまたコメントお願いします♡ (2022年9月4日 10時) (レス) id: 496eb1da56 (このIDを非表示/違反報告)
☆(プロフ) - とっても好きです。２１話の夢主ちゃんの言葉が、単純で、重くて、強くて、読んでいて圧倒されました。更新の度にわくわくしながら読ませてもらってます🙇♀️無理はなさらず、頑張ってください💖 (2022年9月1日 20時) (レス) @page25 id: f76d03d4ec (このIDを非表示/違反報告)
いと(プロフ) - まつたけさん» ありがとうございます！最近一段と亀更新ですが楽しんで貰えると嬉しいです！またぜひコメントお待ちしてます☺︎ (2022年8月31日 13時) (レス) @page24 id: 496eb1da56 (このIDを非表示/違反報告)
まつたけ - この小説すごく好きです。 (2022年8月15日 19時) (レス) @page22 id: 796715c198 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：威杜 | 作成日時：2022年6月18日 2時
