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『 ⋯終わりましたよ、鷹岡先生 』


鷹岡「 お、さすがだな、A!

先に食ってていいぞ! 」


『 わぁ、ありがとうございます!

私、甘味って大好きなんですよ! 』




訓練内容をものの数分で終わらせた私は、

みんなよりも早く甘味にありつけた。


そして、それを頬張りながら思考を巡らせる。




鷹岡「 おい、烏間は俺たちの家族じゃないぞ?


お仕置だなぁ。父ちゃんだけを頼ろうとしない子は⋯ 」




陽菜乃に向かって下ろそうとした拳を蹴り上げる。


烏間先生も止めに入ってくれたみたいで、

なんとか陽菜乃は怪我をせずに済んだ。




鷹岡「 言ったろ? これは暴力じゃない、教育なんだ。

暴力でお前と殺り合う気はない。

やるならあくまで、教師としてだ 」




そこで烏間先生は鷹岡から宣戦布告を受けた。


“私とこのクラスで烏間先生がイチオシしている生徒が

真剣(本物のナイフ)自分(鷹岡)と戦い、

一度でも当てられたなら自分はここから出ていく”




『 ⋯私はやります。真剣を持ってくるので、

烏間先生はその生徒に交渉をしていてください 』


烏間「 あ、あぁ。分かった 」




日輪刀なんかでこの汚いヤツを斬るわけにはいかない。


もしものための真剣を使うことにした私は、

教室までわざわざ戻ってそれを取ってきた。




『 やはり、渚ですか。⋯よろしくお願いしますね、渚 』


渚「 うん。よろしく、A 」




2人で軽く準備運動をして、それぞれの武器を構える。


最強と謳われる私でも、

ここまで華奢でひょろひょろしていたら

小芭内に言われた通り、敵には弱そうに見える。


それは渚も同じ。


一見、弱くて意気地無しに見えるけど、

その実力は計り知れない。




『 (⋯ほら、彼は殺気を消すのが上手いです。

そんじょそこらの人にはできないようなことを

平気でやってのけますからね) 』




渚は笑顔で鷹岡に近づいていった。


私はわざと鷹岡に当たらない程度の場所を

狙って刀を上に投げ、脇に挟んであった短刀を手に持ち、

気配を消して近づいた。




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KAINkun - あの…イトナ君の触手は頭からですよ。茅野は首であってますけど… (2020年11月14日 19時) (レス) id: b78a3cc888 (このIDを非表示/違反報告)
みやび - 爆豪くんみたいな台詞があってちょっと嬉しかったですwこの小説めっちゃ好きです!これからも頑張ってください!! (2020年4月4日 15時) (レス) id: 195448bd53 (このIDを非表示/違反報告)
nogue - あっ神なんですね。わかります。(`・ω・´)好きです!これからも頑張ってください。 (2020年3月31日 18時) (レス) id: a847137800 (このIDを非表示/違反報告)
かふぇおれ - 面白いです更新頑張ってください! (2020年3月21日 12時) (レス) id: 675d13869e (このIDを非表示/違反報告)
目玉焼き(プロフ) - 面白いので頑張ってもらいたいとおおおおおお思いまーす!(面白いのでこれからも頑張ってください!) (2020年3月18日 9時) (レス) id: e9bd1f6a74 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:タピ岡義勇 | 作成日時:2020年2月29日 6時

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