鬼殺しながら先生殺します。《弐》

.転入生の時間 2 ページ1

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『 転入生⋯今度は鬼殺隊の者ではないのですね 』


伊黒「 そうだな。御館様からは何も聞かされていない 」


無一郎「 この鬼の量じゃ、

炭治郎たち以外の一般隊士には務まらないだろうし」




朝、Aたちは携帯の画面を見て、

今日からやってくる転入生の話をしていた。


それもそのはず、修学旅行が終わった次の日に

もう転入生がやってくるのだ。


気になるのも無理はない。




『 男か女かも分からないので、

とりあえず紹介を待⋯え、』


伊黒「 ⋯⋯待つ必要もなかったな 」




無一郎の隣の席に当たる場所には

黒い大型の箱が置かれており、

画面には薄紫色の髪色の女子が写し出されている。




「 おはようございます。

今日から転校してきました、

自律思考固定砲台と申します。

よろしくお願いいたします 」




怪しい彼女に近づく者がいない中、

Aだけは彼女の目の前まで行って、微笑んだ。




『 鬼殺隊 虹柱の虹音Aと申します。

こちらこそよろしくお願いいたします、

自律思考固定砲台さん 』


「 はい 」




その後の烏間の紹介で自律思考固定砲台は

ノルウェーから来たことがわかった。


Aはまたふっと微笑み、HRが終わるとともに

無一郎と業とAは荷物を持って帰っていった。




殺「 ⋯Aさんたちはどうしたんですか？ 」


前原「 帰ったぞ。珍しいよな〜。

業と時透はともかく、Aがサボりなんて 」




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『 彼女はきっと弾幕を起こしているはずです 』


業「 うん。渚くんからメール来た 」


無一郎「 逃げてきたけど、いいの？ これ 」


『 今のうちに見回りでもしときましょう 』




3人は弾幕が起きることを先に予測し、

避難という名のサボりをしていたのであった。




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