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3年E組の生徒たちは旅館に到着した。


昔懐かしい感じに鬼殺隊3人組は目を輝かせる。




茅野「 どう? 神崎さん、日程表見つかった? 」


神崎「 ううん⋯ 」


『 有希子ちゃん、鞄に入れてましたよね?

どこかで落としてしまったのでしょうか⋯ 』




Aと同じ班の神崎有希子は

独自にまとめた日程表を失くしたようで、

必死に探していた。


結局見つからず、その日はすぐ各自の時間となった。



⋯しかし、鬼殺隊は夜が仕事の時間だ。


A・伊黒・無一郎は隊服に身を包み、

ロビーに集合した。




前原「 お、今から? 」


『 はい。ここには藤の花の香りを撒いておきましたし、

わざわざ尾行してきた変態に護衛させるので

一応 大丈夫ですよ 』


宇髄「 宇髄天元だ!! ド派手によろしくな! 」


伊黒「 (やかま)しいぞ、宇髄 」




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「 キャー!!!! 」




日付が変わる頃、町外れで叫び声が上がった。


急いでそこへ行くと、肩を怪我した女性が倒れていて、

その前には鬼がいた。




『 虹の呼吸、壱ノ型“藤傘(ふじかさ)()”』




Aが呼吸を使うと、

髪の毛と目の色がジワジワと薄藤色に変わっていく。


壱ノ型は頸を斬るだけじゃなく、毒も同時に使える。


苦しみながら消えていった鬼に手を合わせ、

Aは倒れていた女性に近づいた。




『 大丈夫ですか? 』


「 あ⋯はい。ありがとうございます⋯ 」




Aは彼女に藤の匂い袋を渡し、

周辺に藤の花の香りを撒き散らした。


そして、呼び出した隠に後処理を頼み、

女性を家まで送る。


彼女は泣きながら何度も礼を述べ、

感謝の品として手元にあった飴玉をAに渡した。




『 ありがとうございます。夜は危ないので、

あまり外出しないようにしてくださいね 』


「 はい⋯! 」




夜が明け、Aたちは旅館に戻る。


ほかの2人も何体か鬼を倒したようで、

返り血を少しだけ浴びていた。




「 !?!? 」


『 あ、すみません。

鬼の返り血なので人は殺してませんよ 』




旅館の人には大層驚かれたらしい。




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レイン様(プロフ) - おばみつじゃない新しい設定ですねぇ (2020年8月19日 11時) (レス) id: 6e6e0a8455 (このIDを非表示/違反報告)
nogue - カブトムシおはぎ柱wwwこれからも頑張ってください。 (2020年3月31日 17時) (レス) id: a847137800 (このIDを非表示/違反報告)
澄葉流(プロフ) - ちょー面白いです!!!これからも更新頑張ってください!!! (2020年2月27日 22時) (レス) id: 73c9d55ae5 (このIDを非表示/違反報告)
なー - えっ…面白すぎない?続き、楽しみに待っております  (2020年2月20日 21時) (レス) id: 0ed445bc17 (このIDを非表示/違反報告)
- めっちゃ好みです!これからも頑張ってください!応援してます。 (2020年2月19日 21時) (レス) id: f4a774456e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:タピ岡義勇 | 作成日時:2020年2月17日 16時

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