六十一話 甘露寺蜜璃 ページ16
「あっ、」
「ん？」
聞きなれない声に振り返れば桃色と黄緑の中々奇抜なカラーリングの頭に目のやり場に困る隊服。
「確か煉獄の継子の……」
「甘露寺蜜璃です！！」
「おっ、おう………」
押しが強い子だな。しかし、このままこの子と話していればどこぞのミスターネチネチに抹殺される可能性があるので早くこの場を去らなくては。
「じゃっ…じゃあなー」
「あの！待ってください！」
引き止められてしまった！
「伊黒さんと太刀川さんって仲が良いですよね！実は伊黒さんから贈り物を貰ってそのお礼がしたいんですけど中々決まらなくて……」
「ふぅん……何貰ったの？」
「靴下です！」
「え？」
靴下………
確かこの前宇髄と嫁へのお礼の贈り物を上げるために一緒に買い物へ行った時プレゼントの意味を教えて貰ったことがある。
確か靴下のプレゼントの意味は［自分を好きにして］［見下す］［踏みつける］だった筈だ
「アイツＭだったのか……」
「え…??なんですか？」
「いや、なんでもない。伊黒になんかされたら言えよ？」
「はっ、はい！(キャー！大人っぽい！胡散臭くて素敵！)」
この子は俺が守らなくては。伊黒のことは勿論応援しているが奴の特殊な性癖の餌食にならないように注意して二人を見守ろう。
「この前も桜餅100個貰ったし……」
「ん？」
「その前はみたらし団子を五十本貰っちゃったし。」
「貢ぎまくってる伊黒とそれを食べ尽くす君のどっちに俺は驚けばいいのだろうか？」
胃袋にブラックホールでも抱えてんのかなこの子
「甘露寺ちゃんがあげる物なら多分生ゴミでもアイツは喜ぶと思うよ。」
「でも生ゴミだと使い道ないからどうせなら粗大ゴミの方がいいんじゃないかしら…」
「あれ、そういう問題？」
もしかしてこの子天然？自分で言っといてなんなんだけどプレゼントにゴミっていじめだろ。
「しゃあない。やっぱこう言うのは同性に聞くべきだな。」
「え？」
「安心しろ、とっておきの助っ人呼んでやる」
そう言って俺はある人物に鴉を飛ばした。
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まよー - もう神作品です、夜中に笑い転げました (7月13日 1時) (
レス) @page22 id: 4ebe815f43 (このIDを非表示/違反報告)
白猫さん(プロフ) - 夢主のツッコミで笑いすぎて死にそうwww (2021年10月16日 0時) (レス) @page14 id: d1d66ac9b7 (このIDを非表示/違反報告)
12777ef7a7fv5w2(プロフ) - 呼吸の名前を出してください。お願いします。 (2021年2月26日 21時) (レス) id: f5ad5d7db2 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - 面白すぎる、、ツッコミのキレが半端なさすぎです。 (2020年12月6日 22時) (レス) id: 739f2b6295 (このIDを非表示/違反報告)
朧 - やばいてw 伊黒の恋愛感情=鬼舞辻無惨が藤の花の傍でタップダンスw (2020年11月29日 20時) (レス) id: 30e17e49e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AOI 3
| 作成日時：2020年3月25日 21時
