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四十三話 クソ茶番 ページ44

「というか俺が実弥の守護霊に話聞けば良いだけじゃね?」

「言われてみれば…そんないい案があるならとっととそうしろ太刀川。」

「あれ?これ俺が悪いの?」




そして実弥の守護霊に話を聞く。昨日の晩の話を詳しく聞き取る。



「…………実弥はおはぎを食べたあと、そのままぐっすり眠ったそうだが?」

「なに!?さては太刀川!貴様が犯人で守護霊の話というのは嘘で自分の犯行をもみ消すつもりか!」

「ちょっと探偵!疑心暗鬼すぎるだろ!」



殴りかかってくる伊黒の攻撃を避けながら言い合いをすれば実弥が口を開く。


「おい、分かったぞ。犯人はこの中にいる…!」

「何!?それは本当か不死川。」

「あぁ、事件が起こったのはここだ。」



そう言って実弥が指さしたのは己の頭だった。



「犯人?そんなものはなから存在してねぇ……最初から犯人なんていなかったんだ。」

「つまり?」

「全部俺の夢だった訳だ」




…………。





「「全集中……」」

「待て待て、呼吸を使うんじゃねぇ。」



二人で刀を構えて攻撃準備にうつれば実弥が慌てて説得を図ろうとする。




「とんでもねぇ茶番じゃねぇかよ。」

「悪かったァ。あっ、折角だからこの流れで宇髄を犯人として殺人トリックを考えんぞ。」

「お前よくこの流れでそんなこと言えるな。」



決めた。実弥は俺と伊黒でいつか始末しよう。


「まぁ、いいだろう。お前のクソトリックを暇つぶしで聞いてやる。」

「さっきから伊黒ちょっとノリ良くない?」

「宇髄が犯人で俺が被害者だ……大量のおはぎを机の上に置いてそれに毒を入れて殺す。」

「そんな日本昔話みてぇな罠に引っかかんのお前だけだわ。」



いきなり机の上におはぎあったら警戒するだろ。



「というか宇髄は腕力で全部解決しそうだからトリックもくそもねぇんじゃねぇの?」

「「それな」」



そして話題を【宇髄を被害者とした殺人事件】に変えて犯人の立場になって宇髄の殺害計画を立てていればそれをたまたま不法侵入してきた宇髄に聞かれてしまい、1週間全力で宇髄に俺たち3人は避けられた。

四十四話 柱合会議→←四十二話 被疑者



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病葉 - ……………ってか五条悟ぅぅぅぅ (2020年12月26日 9時) (レス) id: 5950959ea4 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - 最高に面白かったです!!! (2020年12月6日 19時) (レス) id: 739f2b6295 (このIDを非表示/違反報告)
味噌汁 - cvを中村悠一さんイメージにしてくださってありがとうございますm(_ _)m (2020年9月5日 21時) (レス) id: 66cf0f24ad (このIDを非表示/違反報告)
RE:0096 - ↓空気読まないコメント (2020年8月4日 15時) (レス) id: 6a54b9078c (このIDを非表示/違反報告)
RE:0096 - 弁護士と書いて実.弥と読むw (2020年8月4日 15時) (レス) id: 6a54b9078c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:AOI 3 | 作成日時:2020年3月15日 19時

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