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「なー、まだ怒ってんのー」
「別に。怒ってないけど、怒ってなくて当然みたいなスタンスでいるのはちょっと気に食わない」
「ひねくれてんな」
うっせぇ、と心の中で呟いて盗られる前にからあげを頬張る。
「ていうか、なんで一緒に食べてんの」
いつものように友達と二人でお弁当を広げていると、当たり前のように隣に来たのは深澤で、それに付いてきたのが岩本君だった。
「ごめんね、Aちゃん」
「いや、岩本君は、全然良いんだけど」
困ったように眉を下げて笑う岩本君に、なんとなく申し訳なくなる。
岩本君は良い、とは言ったものの、目立つ二人が私たちとお弁当を食べているのが違和感でしかなくて、控えめに言って居心地が悪い。
「あれ」
と言った深澤の視線の先には、彼らと仲の良い所謂悪友、と呼ばれる人達。
そこには女の子も混ざっていて、いつもの光景だから何とも思わないのだけど、と不思議に思う。
「いや、楽しいよ？でもさー、たまに疲れるんだよねぇ」
ふわふわと話す深澤に苦笑いの岩本君。
私には分からない悩みだけど、まぁ確かに毎日は大変そうだなと思った。
「じゃあ二人で食べれば良かったのに」
「そんなに邪魔かよ」
「深澤がね。岩本君は別に良いの」
「あっは、Aちゃん辛辣！」
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バンビ(プロフ) - 葉月さん» 葉月様、コメントありがとうございます。これからも楽しんで頂けるように頑張ります。これからもよろしくお願いします。 (2022年4月22日 16時) (
レス) id: 0059ecb2b1 (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - 本当に話一つ一つ大好きです。これからも応援しています！無理になさらないように自分のペースで頑張ってください♡ (2022年4月22日 15時) (レス) @page49 id: e15b346611 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：バンビ
| 作成日時：2021年12月4日 22時
