きゅう ページ9
やっぱり撮影は伸びに伸びてもう18時手前。予定では13時だったのに、なにをどうしたらこんなに伸びるんだろうなんて止まらないおしゃべりたちを思い返す。
あれだけ喋ればそりゃ伸びるか、なんて頬を緩ませながらエレベーターを降りるとわたしの部屋のドアを開けようとしてるおとこのひと
「あ、おかえり、はやかったじゃん」
「ただいま、これでも4時間伸びたんです」
「伸びすぎでしょ笑」
こちらに気が付いた増田くんはとびきりの笑顔で声をかけてくれて、ドアも開けてくれる。
「あ、ドア、ありがとうございます」
「いーえ」
ふたりでただいま、って家にはいるとなんだか一緒に住んでるみたいだな、ってどきどきしてくる。
「今日小山がAに会いたいって言ってきたけど断ったよ」
「え、」
お昼すぎに小山くんからきた連絡とその後のやりとりを思い返す。
「あ、え？会いたかった？」
「あの、さっき今度ジェシーも入れて飲まない？って来てて金曜日ならーって予定立てちゃって、」
「待って、連絡先知ってんの？」
「カウコンの時に」
「もー！断って、小山にはこれから来てもらお、おれがいないとこで会われるのやだ」
ぷくーっとくちを膨らませた増田くんがひとまわり以上も違うのがよくわからなくて。同い歳くらいに見えるのに。
「なに笑ってんの」
「だって増田くんかわいいので」
「ねえ、敬語やめてよ」
「がんば、る」
「うん、そうしてよ
増田くんも禁止」
「え」
下の名前がいい、ってまた拗ねたみたいな顔をする増田くん。かわいいけど言ってることはかわいくなくて。
「呼びすてがいいな」
「たっ、、かひさ、くん」
「ンハハ、顔あっか！」
「ね、たかひさくんだと長いと思わない？」
「じゃあ、、、たかくん、」
もうそれでいいや、と笑った増田くん、、たかくんは隣に座ってきて顔を覗き込まれる。
「でもそっかー、おれら14歳も違うもんな」
「ランドセル1回使い終われちゃう」
「ん？、、あー、ひとまわりな笑」
分かりにくいわ！なんて大きな声で笑って。
わたしが生まれた時にはたかくんはもう、中学生だったんだよなあ、ってもうジャニーズだったんだよなあ、と思うとすごく大人に思えて。もちろん大人なんだけど。かわいいなんて思ったら失礼な歳の差だよなあ
「Aから見たらおじさんだね、おれ」
「おにいさんです！」
「ンフ、ありがと」
でも、かわいいから仕方ない、許してほしい。
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ねぎ(プロフ) - ゆきさん» ゆきさん！終わらせてみました！ありがとうございます〜(; ;)わたしも恋しくなってきたので、またいつかこの2人でお話を書けたらなと思います！読んでいただきありがとうございました！別作品もよろしくお願いします！ (2022年6月21日 8時) (
レス) id: ad33ce073d (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ついに終わってしまわれたのですね…！！！バタバタしていて、読むのが遅くなり、最終回とても寂しいです… 。もしまた機会があれば、続編等ご検討ください…！！！別作品の更新も楽しみにしております！ (2022年5月22日 22時) (レス) @page50 id: a9e1723e86 (このIDを非表示/違反報告)
ねぎ(プロフ) - 由乃（よしの）さん» わー！ありがとうございます！！！楽しんでいただけるような続きを書けるようにがんばります！！ (2022年1月11日 1時) (レス) id: 8a17a4a235 (このIDを非表示/違反報告)
由乃（よしの）(プロフ) - きゃあーたかくんがあああ！ 続き楽しみです！！ (2022年1月10日 21時) (レス) @page33 id: a4b9ddb561 (このIDを非表示/違反報告)
ねぎ(プロフ) - はなさん» え〜！ありがとうございます！！これからもバンバン出します！！！ (2022年1月8日 0時) (レス) id: 8a17a4a235 (このIDを非表示/違反報告)
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