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【慎×A】
絵馬のトンネルをゆっくりと進む2人。
A「ずっと一緒にいられますように。だって」
慎「うわ…熱い」
A「熱いって笑 素敵じゃない？」
慎「こういうの好き？」
A「こういうのって？」
慎「お願い事する的な」
A「うん。してみたい」
慎「あとで絵馬書く？」
A「うん！書きたい！」
慎は少し沈黙した。
慎「…Aちゃん」
A「ん？」
慎「朝からずっと思ってたけど…あの…」
A「なに？笑」
慎「浴衣…かわいい。似合ってる」
A「…え…ありがとう。」
躊躇った割には慎がまじまじと見つめながらそう言ったので、Aは少し照れたように目線を外した。
慎「今日、来てくれてまじで嬉しかった」
A「…うん。」
慎「なんで来てくれたの？」
A「え〜…？」
慎「いや、まじで来てくれるとは思ってなかったから…」
困惑の色を顔に浮かべたAを見、慎は慌てたように弁解したが、Aは少し考えてから口を開いた。小さな声で
A「…希ちゃんと…2人になって欲しくなかったから…、だから来た…」
横澤『え〜………！』
松田『慎嬉しいでしょうねこれは』
慎は手で口を覆って「まじで…」と呟いたきりAの顔を見なかったので
Aは不安げに慎の顔を見上げた。
A「ねえなんか言ってよ〜…恥ずかしい…」
慎「待って顔見ないで、恥ずいから」
A「慎くんが言わせたんでしょ〜…」
慎「うん、まあ。その…うん。」
A「…なに？笑」
ようやく目を合わせることが出来た2人は照れたように笑った。
そして
慎「Aちゃん…手、繋いでいい？」
A「…うん。笑 いいよ…」
すっと風が吹き、2人の髪を揺らす。涼やかな風鈴の音が遠くから響いてきた。
それから、慎がそっとAの手を取って、握った。
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美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2020年10月6日 16時) (
レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
壱 - 凄く読んでて楽しいです、ワクワクします！ (2020年6月7日 2時) (レス) id: d0d6c03ddd (このIDを非表示/違反報告)
蘭の花(プロフ) - すずさん» 慎くんもひそかに人気ですねー笑、ひきつづきよろしくお願いします(^^) (2019年12月8日 20時) (レス) id: 517b3b5b29 (このIDを非表示/違反報告)
蘭の花(プロフ) - starさん» さあこれからどうなっていくのでしょうか、お楽しみに(^^) (2019年12月8日 20時) (レス) id: 517b3b5b29 (このIDを非表示/違反報告)
蘭の花(プロフ) - みっちゃんさん» さあどうなるのか…お楽しみに(^^) (2019年12月8日 20時) (レス) id: 517b3b5b29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘭の花
| 作成日時：2019年11月15日 21時
