紅に染まれば ( 桃×赤 )

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＿＿＿＿赤side






最初で最後の行為。





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果たして、

愛はそこにあるんか。





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流星からの愛は痛いほど伝わって…

その愛に応えられへん

この心が、身体が、思いが…

憎かった。








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青「シゲ……」

赤「ん？」





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行為後、ぐちゃぐちゃのシーツの上で

紡いだ言葉。





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青「大好き…愛してる…」

赤「……うん。」








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青「友達には戻れへんな…笑」

赤「……うん。」









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＿＿＿＿夏祭り一緒に行こーや！


＿＿＿＿シゲ、点数わるすぎやろ！笑


＿＿＿＿おりゃ！…っておい！無視すな！


＿＿＿＿望より、俺がええんとちゃいます？


＿＿＿＿なぁ、シゲー、すきやで。






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高校の時、何度も何度も

流星を傷つけたんや。






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俺が、小瀧とおることで

流星をとてつもなく苦しめた。





大切な友達やのに。

それさえ、気づけへんかった。







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赤「友達にはなれへんけどさ…









親友になってや。笑」




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青「え…」




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思ってた言葉とは違うやろう。

けど、流星と離れるのは

寂しいやん、








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それが、せめてもの償いになるなんて

思ってへんけど。

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