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「このソフトは使った事ありますか?」
「あ、はい。前職…というか、まだ辞めてないか。雑務もこなしていたので一通りは大丈夫です。特別な作業や流れとかがあったら教えて欲しいです。」

izw「凄いね彼女、流石経験者なだけあって覚えるのが早いね」
fkr「俺もここまでうちに溶け込むの早いと思わなかった」



拳くんに誘われたQuizKnockでの仕事。まさに今私が会社で担当していることの延長線上。やっている事はほぼ同じ。違うことと言えば…



「凄いです!こんなにスムーズに話が進むなんて…!」
「いえいえ、仕事でやってるところだったので…」
「Aさんって大学何処でしたっけ?」
「や、ここにいるみんなとは比べ物にならないほどのど平凡な大学だよ…」
「Aさーん!このファイルもう少し軽くしたいんですけど…」
「あ、えっとこれはねー……」



仕事が、どんどん、湧いてくる!!あっちで呼ばれ、こっちで呼ばれ。あと、何がすごいって…現役学生たちの……若さ!!



「Aさん!」
「Aさーん!!」
「こっちも良いですか、Aさん」
izw「ちょっとストップ。お前ら、Aさんに仕事振りすぎ。楽しようとしてないか?」
「そんな事ないですよ!何だか新鮮で!しかも何質問しても答えてくれるんですよ!!」
fkr「すっかり気に入られたみたいだね、A」
「私まだみんなと初対面なのに…すっごく居心地がいいや」



こんなに楽しく仕事してたの、今まであったっけ?まだ軽くしか触ってないから楽しく思えるだけなのかな?



「お疲れ様。引っ張りだこだったね」
「みんな素直で可愛くてついつい答えたくなっちゃうね」
「無理はしないでね。そりゃあこのままAがずっとうちにいてくれたら良いなぁ。とは思うけどさ」
「……本当に?真面目に転職しようか悩んでたんだよね」
「うちは大歓迎だよ。さっきの反応じゃ編集部も大喜びだろうね」



自分の能力が誰かの、何かの役に立ってる。今在籍している会社では味わえない忘れかけてたこの気持ち。QuizKnockなら…私、もっともっとやりたい事やれるのかもしれない…!



「拳くん!伊沢さんと話がしたいんだけど今日いつ予定空くかな?!」
「え、やる気満々だね。ちょっと待ってすぐ確認してくる」



善は急げ!と、言いますから!





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設定タグ:QuizKnock , クイズノック , 福良拳   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ひなた | 作成日時:2021年9月19日 10時

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