以毒制毒【呪術廻戦】

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空中、呪霊の真上｡

そこで私は短刀を横、縦、斜め･･･と、呪霊に向かって振るった｡


勿論短刀は呪霊には当たらずからぶることになるが、短刀が纏っている毒は別だ｡


毒はそのまま斬撃の形となり、呪霊に向かっていく｡




呪霊は機敏な動きでそれを避けるが、全ての斬撃を避ける、とまでは行かず、一つの斬撃に当たってしまった｡



その瞬間、呪霊の動きがゆっくりとしたものに変わった｡続くほかの連撃にも当たってしまい、呪霊の動きは完璧に止まった｡



私は呪霊の後ろに着地すると、勢いのままに呪霊を回し蹴りで蹴飛ばした｡



蹴飛ばした先には傑の呪霊｡




傑の呪霊は1階の階段前まで来ていて、飛び込んできた呪霊を検知したのか液状化した体を広げ、一級呪霊にまとわりついた｡



一級呪霊は段々とその呪霊に溶かされていき、やがて消えていった｡(溶かされている間は音量は小さいもののすごい叫び声をあげてた｡痛そう)







『うわあ･･･おっかな･･･』



｢私の取っておきの呪霊だよ｣




呪霊が可哀想()






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