きんぷり。【King&Prince】2 (ページ41)

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髙橋「ねぇ、なんで廉がAちゃんの隣座ってるの？」

永瀬「ええやん、誰が座ったって」

髙橋「てかさっきAちゃんの髪触ってたよね？」

永瀬「海人だってこの間抱きついてたやん」

って。

面倒くさいね…

でも俺もそのぐらい嫉妬深いんだろうな

まだ隠してるだけで←

『…、』

喧嘩の内容を伝えると俺から目線を外して何かを考えてる様子

何を考えてるのかわからない

海人と廉が喧嘩してるのも嫌だけど

正直言うとね俺がAに甘えられないから嫌なの

悩みなの

俺だってAにくっつきたいのに

あの2人の視線が怖いから我慢してるんだよ？

一応Kingの中では最年長だし？男としてその喧嘩に混じって参戦するのも違うと思って

余裕ぶっこいてなんでもないように見せてるけど

ホントのところは俺もAに甘えたい

甘えたいのに喧嘩してる2人が居るから近寄るに近寄れない

だって怖いんだもん←

『それ完全に私のせいじゃない？』

平野「なんで！？」

『いやいや、だって。喧嘩の中心、私じゃん』

え、そんなこと考えてたの

平野「…、いやだけどAのせいじゃないでしょ」

『えー…？もう私明日から楽屋入らないようにしようかな』

平野「いや！逆に居てよ。じゃないと喧嘩始まるから」

『どんな立場でいればいいのよ』

平野「1時間ごとに海人と廉を交互に相手するのは？」

『…』

シラーっとした目で見てくる

あれは完全に面倒くさいって意味だな

そうだよね

そもそも取り合いで喧嘩するのが子供だよね←

俺みたいに我慢してほしいよね←

どうすれば良いかなってソファから降りて

どさくさに紛れてAに寄りかかろうとしたら

『あ、分かった！！！』

寄りかかる寸前に退かれた

平野「びっくりした…。」