きんぷり。【King&Prince】2 (ページ23)

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しょう

ここからのホームパーティーナビゲーターは平野紫耀に代わりまして、

じゃないよ

大変なんだよ

さっきドアが開いた時にAが言った言葉

「何だみんなか」ってやつ

あの真相を聞きながら部屋に上がったんだけど

一向に謎は明かされなくて

俺らと近い年齢の大学生の人たちがお隣に住んでるってのはこの前聞いたじゃん？

たしかに複数人でも生活できそうなくらいの広さだし、部屋の多さだし

違うよ、そこはどうでも良いんだけど

それでね、Aは俺らの廊下での話し声が隣に住んでる大学生チームの声に聞こえたんだって

でもさ？

何でその人たちの声を聞いてわざわざ出てくる必要があるの？って感じじゃない？

何かお隣に用があったの？って

『渡したいものがあったの、ただずっと渡せてないから』

って

え、なに！？渡したいものって

って感じだよね

俺らの戸惑う空気なんて読み取らずにキッチンに置いてある海人が持ってきたマカロンを見ては

「おぉ〜、美味しそー」って言ってる

廉なんてさっそくソファに寝転んで完全に居眠りモードだよ？

大学生チームに渡したいものなんて言ったらみんな嫉妬するよ？

俺もだけど

そんなに仲良しなの？って

どうしてくれんのよ、Aさん

『なんで皆んなそんな…、何かグデーっとなってるの？』

飲み物を出しにリビングに来たAは俺らの様子を見て首を傾げる

平野「隣の人に渡したいものってなんなの？」

『ん？…あー、渡したいもの？』

あれ、と指を刺した先にはキッチンの棚の上にあるお菓子箱

『あれね、仕事でロケ行ったときに貰ったんだけど1人じゃ食べきれないからさ。仲良い知り合いって言ったら1番近い人はお隣さんかなって』

髙橋「Aちゃんお隣さんと仲良いの？」

『うん、たまに家にも上がってゲームとかしてる』

「「「「ええっ！？」」」」

平野「あー出た、その話…。…えっ！？ゲーム！？」

まさか…この間はそんな話聞かなかった

え？

だって芸能人じゃないよね？

一般の人でしょ？