.互いの気持ち. ページ41
"ごめん"
"さっきジョージから叱られたよ"
"【お前はなんにもわかんないのか！】ってね"
"オレってやっぱAのこと、なんにもわかってないんだな。"
"変に気取って守ろうとしたりさ、空回りばっかだ"
"本当にごめん。オレやっぱりAのこと"
読み終える前に
気付けばトンクスに姿くらましを頼み
フレッドの家に来ていた
ノックをするとモリーおばさんがあら！と言いながら暖かく迎えてくれた
ﾓﾘｰ「どうしたの？こんな遅くに！さぁさ、まぁあがっていきなさい」
『ありがとうございます。あの、フレッドはいますか？』
ﾓﾘｰ「あぁ！あの子なら2階よ」
『わかりました。少し2階に行ってます』
えぇ、どうぞ！とニコニコ笑顔で了承してくれた
トンクスはここで待っているそうだ
階段を上がると少し沈んだ顔のフレッドがいた
そんな顔も子犬のようで可愛いと思うのは異常だろうか
『フレッド！』
私はフレッドに駆け寄ってハグをした
ビックリした顔のフレッドは私の顔を両手で包み
Aだ…と確認してきた
『さっきはごめんね。自分から聞いたのに不機嫌になっちゃって』
ﾌﾚｯﾄﾞ「オレの方こそごめん」
2人は顔を見合せ、ニッコリ笑った
ﾌﾚｯﾄﾞ「仲直りだな」
『うん！』
ﾌﾚｯﾄﾞ「A」
『なぁに？』
ﾌﾚｯﾄﾞ「オレ…実はAが…」
何かを言いかけたが、目を逸らす
結局その続きは聞けなかった
フレッドはAの頭を数回撫で、もう遅いからトンクスと帰りなと促してきた
その直後、下からそろそろ帰るよ〜とトンクスの声
またね、と別れを告げまた家に戻ってきた
少しの間だったけど彼と話すことができた
やっぱり私は彼が好きみたい
帰ってからもフレッドの手紙を見返す
しかしその続きは何度何度も消して
頑張って書き直した跡があるだけで、白紙のまま
必死にへばりついて見るが、やはりダメだ
【やっぱりAのこと…】
この続きが気になって仕方がない
しかしAはもう魔女である
効くかは不安だが
『
シーンと静かなリビング
やはり効果がないようだ
もしや魔法がかかっているのか…
『
ｼﾞｭｩｩ…とインクの焼ける匂いと共に
文字が浮かんできた
やはり少し魔法がかかっていたようだ
謎解きをした気分でウキウキしながら
私はフレッドが魔法で消した部分を読む
そこに書いてあったのは一言
"好きだ。"
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葵 - 続編とても待ちどうしいです！頑張ってくださいまってます！ (5月14日 9時) (
レス) @page50 id: fad29a6ed8 (このIDを非表示/違反報告)
彩華(プロフ) - ひなのさん» 嬉しいです！ありがとうございます。これからは毎日更新にしていければと思っています(><) (2022年6月15日 22時) (レス) id: 5f9ae5f97c (このIDを非表示/違反報告)
ひなの(プロフ) - いつも「はぁ？なにこれ最高かよ！」と思いながら読ませて頂いてます。私は欲を言うと毎日更新の方が嬉しいですが、作者様の無理のない更新頻度で大丈夫です！(更新して頂けるだけでありがたい)これからも応援してます！ (2022年6月15日 6時) (レス) id: 7ba680f472 (このIDを非表示/違反報告)
彩華(プロフ) - マナさん» 最終章の展開まで構成を練っていますが、今後の展開を話したらお話が面白くなくなるかもしれないので秘密です^^*！ 夢主闇堕ちエンドなどにはならないのでご安心を！笑 (2022年5月27日 21時) (レス) @page4 id: 5f9ae5f97c (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 主人公は幸せになるのでしょうか？ (2022年5月27日 13時) (レス) @page5 id: 3a1f179aac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩華 | 作成日時：2022年5月27日 11時
