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「え？」
「は？」
目の前のホシオッパ、ウジオッパが2人とも目を丸くして固まっている。そのまま立ち尽くして、なにも言ってくれないから不安になった。
運動場に向かうところだったんだと思う、まさか玄関で鉢合わせするなんて。
私もそのふたりの反応に、何をどう言っていいかわからなくて、けっこう長い間玄関で固まっていた。
いつまでも玄関のオートライトがついているし、なんだなんだと様子を見に来たスンチョリオッパ。私を見つけて、くしゃっと笑った。
「え！切るの今日だったのかよ〜びっくりさせるなよお〜」
空気が冷えるって、こういうことなんだって。
「は？…ヒョン知ってたの？」
「…え、スンチョリオッパしか知らなかったんですか？」
「……逆になんでヒョンだけ知ってるんだよ」
「………いや、こんな早く切るなんて思わなくて、いや、待てよお前ら、ちょっと、違う」
「せめて俺らには言うべきでしょ、…マジかよ」
すごくすごく落ち込んでるような、怒っているようなふたりに私もこうしなきゃ良かったのかな、なんて少し怖くなってしまった。
確かに少し前に髪を切るかどうか悩んでいたけど。でもちゃんと上から正式に言われたら悩む余地なんてないと思うし、いきなり言われるよりも悩んでて良かった、なんて考えていたから。
スンチョリオッパがやばい、という顔で焦っているのを見て、私は悲しくなった。切っちゃいけなかったのかな、とまで。
「…そんなに、似合ってないですか？」
もしかしたら、声が小さくて、聞こえてないかも。
3人が言い合いみたいになっているのも嫌だったし、私はリーダーズに怒られるのがいちばん多いけどかといって慣れることなんて、これからも今までもきっと無い。
今の私はあのときのスンチョリオッパみたいな表情をしてるんじゃないか、と思った。
「似合ってるよA！ごめんな、びっくりしてなにも言わなかったもんな、」
「ほら、やっぱり綺麗だって言ったろ〜」
「…まぁ、悪くないと思う」
険悪な雰囲気になってたオッパたちが、駆け寄って抱きしめてくれた。
ハグが苦手なウジオッパは、クスって笑ってそれを見ていたけど、その表情が大きな肯定だということも。一緒にいる時間が長くなればなるほどわかりはじめたことだった。
サロンで自分で見たときも、オンニに似合うよ！と言ってもらえても、どこか不安だったの。みんなに似合ってるって言われるまで、どこか安心できない気持ちがあったから。
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KEY(プロフ) - いつもありがとうございます🙇いつも最高です！ (2022年10月14日 22時) (
レス) @page43 id: e6e7d876c8 (このIDを非表示/違反報告)
り(プロフ) - すごくキュンキュンします、何回も読み返してます😭 (2022年9月27日 10時) (レス) @page41 id: cb9ba72967 (このIDを非表示/違反報告)
名無し54892号(プロフ) - 作者様のお話本当に大好きなんです…！とってもキュンキュンして読んでるだけでも胸が苦しくなってくるような、本当に素敵な作品だと思います🥲何回も読み返して更新されてるかな？と見に来てしまっています笑決して無理はなさらず続きが読めるのを心待ちにしてます！ (2022年9月4日 15時) (レス) id: 1445cdbb12 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています！！これからも無理のない範囲で良いので更新して頂けると嬉しいです私の生活の一部なんです🥲💞これからも頑張ってください！！ (2022年8月20日 19時) (レス) @page38 id: 0a0a63f7c1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみ - 作者様の作品とても大好きで何回も読み返させていただいています！ これからも無理のないように更新していただけると幸いです！これからも頑張ってください！ (2022年8月20日 16時) (レス) id: cc4c34b3df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゅんちゃん | 作成日時：2021年8月21日 4時
