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車を降りたところで、先着しているメンバーから来ていた電話を折り返す。
もう皆は今日の宿舎に着いて遊んでるのかな、そんな声が聞こえて微笑ましい。
「必要なものある〜？スングァナ〜」
『ドギョミヒョンじゃなくてAヌナに教えないと不安だよ〜』
「おー？」
「えーい！話したいだけのくせにー！」
「ふふふ、スングァニ〜？何が要りそうかわかる？」
『ヌナ〜っ！』
スングァンはしっかりしてるし、ちゃんと気の利いた行き届いた子だから信用出来る。案の定、自分の好きな物ではなくて必要なものを教えてくれた。遠くからホシオッパの"キムチィ！"という声が聞こえてきたから後で買っておこう。
「A、カート1人じゃ重くない？僕と押そう」
「さすがジェントルマン…！」
「僕たち新婚さんみたいだね」
「待って俺がAと押す！」
ハニオッパとシュアオッパはいつもくだらないことで競って楽しそうで、仲良し。ペンは2人で押すのが見たいんじゃないかな、と思って2人で押して？と言うとそうじゃないんだよと怒られてしまい。
結局、喧嘩になるからカートはスタッフさんが後ろで押してくれている。
「ヌナにいつも作ってもらってるから今日は休んで欲しいな、簡単なものがいいね」
「好きなもの買っていいんだよ、私は作るの楽しいし…」
「Aのご飯美味しいけど、今日は休んで欲しいなー。あ、ヒョンこれ、思い出の！」
「わあー！」
ドギョマとハニオッパは懐かしい〜！と盛り上がっている。色んな思い出があるみたいで、楽しそう。
私は韓国の家庭料理やその他は分からない。練習生時代からずっと親の仕送りの調味料で自炊していた。だから、こんな会話がうらやましい。
「A？あっちでオッパとお肉頼んでこよう」
「…はい！お肉、たくさん買わなきゃ」
「うん。僕もね、韓国の家庭料理はあまり分からない。Aだけじゃないよ」
ネガティブな私が小さなことで違いを感じて、寂しくなってもそれに気付いてくれる。シュアオッパといると自分が癒されている。幸せ。
信じられないくらいお肉を買って、ドギョマのお菓子の多さに引きながらも食材を調達。
すると、ボノニがお揃いで買おうとスウェットを指差す。
「ヌナ、ピンク？俺もピンクにする。お揃いにしよう」
「うん！かわいいし安い…！お洋服欲しいなあ…」
「今度、僕とお買い物しようね」
「シュア、俺も。Aと二人はダメ」
「わかってるよーうるさいなあ」
ああ、また喧嘩が始まる…
→
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ちゅんちゃん(プロフ) - ゆうさん» ありがとうございます！いま�イ泙任△蠅泙后�ページ上部のシリーズ全てを見る、から飛べると思います！ (2021年11月6日 21時) (
レス) id: d1cd92e110 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - おもしろくて一気に読んじゃいました〜！！�△盂擇靴澆任� (2021年11月5日 23時) (レス) @page50 id: 8bf5dbbddd (このIDを非表示/違反報告)
いちご - なんか色可愛いんだが(真顔)面白かったんでホシくんポチっとなしときますねはい。(※彼女は中学生です) (2020年7月27日 21時) (レス) id: edee17033c (このIDを非表示/違反報告)
ちゅんちゃん(プロフ) - 瑪瑙さん» はっ…！！エメラルドの…！エメちゃんの大ファンです！読んでもらえて本当に嬉しいです…！なかなか進まなくてだらだらしたお話ですが、そう思って頂けて嬉しいです…(*`ω´*)もっと頑張ります！ありがとうございます！ (2020年7月18日 0時) (レス) id: 9b4c1ba7dc (このIDを非表示/違反報告)
瑪瑙(プロフ) - 文章から感じとれる優しさと愛がいっぱいの雰囲気と主人公と周りのメンバーの愛して愛されるという関係がとても素敵です！私も紅一点物を書いていますがこんな可愛い女の子は書けないです。更新楽しみにしています！ (2020年7月17日 2時) (レス) id: 17f4ccf88a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゅんちゃん | 作成日時：2020年7月1日 0時
