天界のお話 (ページ3)

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第一話　私の主人ページ3

y o u 視点
私の主人は金髪に赤い目の脱走グセがついていて甘味が大好きな神だ。よく太陽神(月神は最早セット)と一緒に脱走している。
この前の会議の時は珍しく脱走していなくて安心したのだが、火星神に抑えつけられていたので脱走しようとしたのだろう。少しがっかりだ。
火星神は赤茶の髪をしていてそれより少し赤い目をしている仕事熱心で怒ると怖い神だ。いつも仕事をサボる世界神を支えている神でとても助かっている。

おや、そんなことをしているうちにもう水の時間だ。昼食を食べに主人と一緒に食堂に向かわなければ､､､､！
「主人様！食堂に向かいますよ。」
そういう時仕事が中断できるのが嬉しいらしくとても目を輝かせている。そういえばさっきから時計を確認していた気がするな、まあいいか。主人が可哀想なので早く食堂に向かわなくては！
執務室から出てすぐ隣の部屋に入り、主人を椅子に座らせて床に手をつけて数秒。目の前には豪華な洋風の長いテーブル、また主人が座っている椅子もさっきの椅子とは変わって凄く座り心地の良い豪華な椅子だ。
そして目の前にとても美味しそうな食事が運び込まれる。
この城で調達された食材を使った料理だ。因みにとても美味しいのだ、料理も食材も。
さて食前の挨拶も終わったみたいなので私は一度交代のために食堂から出た。

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