天界のお話 (ページ13)

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第十話　地獄街の様子ページ13

ｙｏｕ視点
地獄街、まあスラム街みたいな感じの建物に空は紅く染まっており、影も紅くそして人々の顔は黒い。街にはオニが徘徊しているので変なことはできない。地獄よりはマシだが此処も十分地獄だ。
gr「相変わらず、だな。」
「ええ、そうですね。さて広場に向かいましょう。」
私が先導して広場へ向かう。少し早歩きにしつつ、だが。
－－－－
広場に着いた。なかなか距離があったので色々見たが、どこもかしこも生気もない人々が黙々と働いているだけだった。恐らく、入り口に近いものは出れる日が近いのだろうな。
gr「噴水が黒いな、水も黒くなったのか。」
「また人が増えたのですか､､､､あら？」
主人に､､､､いいや私に近づいてくる人物が一人、女性っぽいな。
「､､､､ッッ！」
嫌な姿だ。見たくないな。
「主人様、商店街へ向かいましょう。」
gr「？､､､､あっいいぞ、向かおう。」

“あんなやつ私の_____じゃないよ！”

“____がいるから嫌いなんだ！来たくなかったんだよ、ね？”

聞き覚えのある声が脳内に響いた、気がした。