蝙蝠 ページ3
此処は何処だ？
あの後どうなったんだ？
目が覚めると知らねぇバーのソファーに寝かされていた。
腕には包帯が巻かれている。
「、、ってーな」
何とか体を起こす。
『あ、起きた』
飲み物と軽食を持って俺の方にやって来たのはバーのオーナーか？
にしてはウルフカットに唇と眉のところにピアスがあるのは派手過ぎねぇか？
「、、、」
『まだ動かない方がいい。応急処置しかしてないから』
女がしゃがみ込み視線を落とした。
その隙に俺は女の後頭部に拳銃を突き付けた。
『命の恩人に拳銃を突き付けるとは、流石ね。』
「そういうお前は怪我人にナイフを突きつけるのもどうなんだよぉ」
俺の喉元に女は果物ナイフを突きつけてきた。
俺の銃の方が速いだろう。
だがこのポテンシャルでこれ以上の怪我を作るのは得策だとは思えない。
厄介だなと思ったその時。
女は予想外の行動に出た。
『そうね』
と言いナイフを離したのだ。
「なめてんのかァ？」
俺が撃たねぇとでも思ってンのか？
『なめてない。一つ条件がある。』
Ｐｒｒｒｒｒ
俺のスマホが鳴る。
『その電話に出て。そのあとは好きにしていい』
電話に出て何になるんだよ。
俺は疑問に思いながらスマホを取った。
画面には九井の名前があった。
「おい。何の用だ」
「今、目の前にいる女殺すなよ」
「は？何で知ってんだよ」
「いいから、絶対殺すな」
「なんでだよ。俺が殺そうと勝手だろォ」
「そいつがコウモリだからだ。」
「！？」
「じゃあ、ボスに怒られたくなかったらくれぐれも殺さないように。」
tu-tu-tu
言いたいことだけ言って電話切りやがった。
蝙蝠と呼ばれた女を見ると
こうなることは分かっていたような顔をしていた。
「テメェ。」
『生憎死に時は決めてるの、だから根回ししといた。』
蝙蝠はそういい、俺の持っている銃を下ろし向かい側のソファーに腰を下ろす。
『改めて、いらっしゃいませ。ご注文は？』
舌打ちをし、俺は答える。
「トマトジュースを貴女に」
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たまごかけごはん(プロフ) - 乱れ髪 ＃うのみ姉妹なうさん» 覚えてます！覚えてます。ありがとうございます。 (2022年7月21日 17時) (
レス) id: 3ebf8de866 (このIDを非表示/違反報告)
乱れ髪 ＃うのみ姉妹なう(プロフ) - お久しぶりです！覚えてますかねｗたまたまたまごかけごはんさんの作品を見つけてしまったので読ませていただきましたが最高です…！！続き楽しみにしてますね！！お気に入り登録失礼します！！！ (2022年7月18日 17時) (レス) @page6 id: 8888569404 (このIDを非表示/違反報告)
たまごかけごはん(プロフ) - レミーさん» ありがとうございます。ログインしたので気軽に遊びに来てください(^▽^) (2022年6月26日 7時) (レス) id: 3ebf8de866 (このIDを非表示/違反報告)
レミー(プロフ) - たまごかけごはんさん» あ、大好きです!!他作品も結構前に見たものでした!とても面白いです!!応援してます!私も東京リベンジャーズの小説書いてるんですよw良かったら仲良くしましょう！ (2022年6月24日 17時) (レス) id: b6cb28d82a (このIDを非表示/違反報告)
たまごかけごはん - 月宮莉夢さん» ありがとうございます！！めっちゃモチベあがりやすっ (2022年6月22日 21時) (レス) id: 3ebf8de866 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たまごかけごはん | 作者ホームページ：http://nyaonyao7
作成日時：2022年5月18日 22時
