【銀魂】今日もお江戸は平和です ３

第百十五訓 ページ21

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ミツバ姉が倒れ屋敷に運ばれた後、今は病院にいるとの連絡があった。


いつまで経っても治る気配の見せない風邪にイライラが募るが薬で誤魔化し、今はミツバ姉が入院してる病院の屋上にいる。

ミツバ姉の具合を見に病室に行くと、偶々旦那とエンカウント。そして何故かベッドの下にいた山崎に屋上に呼び出された、という訳だ。

旦那はミツバ姉に煎餅(激辛)を買ってくるように頼まれて来たらしい。身体に障るといけないのに…もっと早くに来て止めるべきだった。


話が逸れたが、アフロ山崎がわざわざ私達を呼び出して話すことなどロクな話じゃない。その予感は見事に的中した。


話の内容を分かりやすくざっくり言うと、ミツバ姉の旦那さんである蔵場さんは、私達の敵だったのだ。


真選組の縁者であると分かって手を出したのか。真選組の後ろ盾を得られると思っての行為だったのなら…いや、偶々そうだったのだろう。そう、願いたい。

ただでさえいつもより回らない頭だ、深く考えるのはよそう。これ以上考えていると、頭がどうにかなってしまいそうだ。



坂田「あの女は知ってんのかよ」

山崎「いえ、副長には誰にもいうなと」

坂田「言ってんじゃねーかよ、俺に」

山崎「いや、だってそれは旦那が…」

坂田「俺がなんだよ、俺のせいかコラ」



旦那に叩かれ、いてっと声を上げながら「Aさん…？」と私を見る山崎。話を聞いてから何も言わない私を心配したのだろう。



「何、風邪のこと気になる？心配せんでも移したりしないから。マスクしてるし大丈夫でしょ」



マスクさえしてちればどんな病原菌も防げると思ってる私に「そうじゃなくて…」と分かりやすく言葉を詰まらせる山崎…だからシリアスパートは嫌いなんだ。



「辛気臭い顔。そんなんじゃモテないよ。

つーかいつまでアフロなの。人のこと気にする前に自分の頭気にしなよ。一生ソレ背負ってくつもりなの？アフロ戦士にでもなるんですか？」



ミツバ篇入ってからほぼずっとアフロだよ。あまり描写してこなかったけど、山崎今アフロだからね。



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