検索窓
今日:2 hit、昨日:4 hit、合計:246,014 hit

第百五訓 ミツバ篇 ページ11

山崎side



知らない。俺はあんな人知らない。



「ミツバ姉が御結婚…おめでとうございます!!お身体の具合は大丈夫ですか?無理していませんか?ここまでは歩きで来られたんですか?屋敷から屯所までは遠いでしょうに…足は?疲れていませんか?」

ミツバ「フフッ大丈夫よ、心配してくれてありがとう。Aちゃんはまた一段とキレイになって…そのマスクはどうしたの?」

「これは…ちょっと、風邪をこじらせちゃって…ごめんなさい!!こんな身体でミツバ姉に会って、風邪でも移ったら大変ですよね。腹切って償います」

近藤「ワハハハハ!!ミツバ殿のこととなると途端に心配性になるな、Aは」

ミツバ「ダメよAちゃん、命は大切にしなきゃ」



障子越しに隊士数人と応接間にいる局長と沖田隊長の姉上様であるミツバさんを覗き見ていたら、Aさんが来て……あの人二日前から風邪で寝込んだと聞いていたが、こんな所にいて良いのだろうか。

それに何より、ミツバ殿に対する心配性っぷり。普段のAさんからは全く想像がつかない。ギャップが激しすぎる。



「Aさんの顔見ろよ、すっごい柔らかい顔してるぞ」
「うおっマジだ。可愛いなAさん。あんな顔も出来んだな。ギャップ萌えだ、ギャップ萌え」
「普段の感じからは想像出来ねーな」



どうやら皆もそう思っていたらしい。心なしかAさんの周りには花が咲いている様に見える。会えたことが余程嬉しいのだろう。

盗み聞いていて分かったのだが、ミツバ殿はどうやら結婚をするらしい。局長らとミツバ殿は真選組結成前、まだ武州にいた頃からの友人らしいのでわざわざ挨拶に来てくれたのだと思う。



「しかし似てもにつかんねェ、あんなおしとやかで物静かな人が沖田隊長の…」

沖田「兄弟のどっちかがちゃらんぽらんだともう片方はしっかりした子になるんだよ。バランスがとれるようになってんの、世の中」



数秒後、沖田隊長にバズーカで吹き飛ばされたのは言うまでない。



.

第百六訓→←第百四訓 一日局長篇 終



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (122 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
252人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 原作沿い , 逆ハー   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

クローバー - タイトルの第が大になっていますよ (2022年10月23日 19時) (レス) @page25 id: f7867713b9 (このIDを非表示/違反報告)
柊ひな(プロフ) - ミクさん» 洒落にならない数々のミス申し訳ありません。一通り目を通し修正してきました。ココがまだおかしい、という箇所がありましたらお手数ですがまた教えて頂けると幸いです。すみません。 (2021年8月5日 20時) (レス) id: d757d08cdf (このIDを非表示/違反報告)
ミク - 時々、坂田「銀さんたぶらかして」みたいな感じになって最初の「の前の名前が違っていることがあります (2021年8月5日 13時) (レス) id: c0f1b840e0 (このIDを非表示/違反報告)
柊ひな(プロフ) - MEIさん» ありがとうございます!テスト、なんとか終わりました!!テストお疲れ様です!2週間以上も前ですけど(笑) (2019年6月7日 7時) (レス) id: bb6b3491df (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:柊ひな | 作成日時:2019年5月12日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。