【ぬら孫】最強の妖姫は総大将と知り合いだそうで。 (ページ7)

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ポカポカと暖かい日差しが差し込む次の日。

机に突っ伏し頭を抱え唸り声を上げている少年が1人…＿＿

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リクオ「ううう…頭痛い………」

夜の僕本当に飲み過ぎだよ…っ

少しは昼の僕にも気を使ってほしいんだけど………

ガンガンと響く頭を抱えながら切実にそう思う。

カナ「リクオ君？大丈夫？？」

心配そうにそう声をかけたのは斜め後ろの席のカナちゃん。

リクオ「…う、うん、大丈夫だよ」ｽﾞｷｽﾞｷ

カナ「辛いなら保健室に行った方がいいんじゃない？」

リクオ「大丈夫！大丈夫！そこまでではないから！！」ｽﾞｷｽﾞｷ

カナ「…そっか」

まさか二日酔いで頭痛いなんて先生に言えないよ！！！！

そんなやり取りをしていると教室のドアがガラガラと音を立てて開き担任が入ってくる。

先生「おーし、お前ら席につけー。お前らに嬉しい情報だ、転校生が来ている」

そんな先生の言葉を聞きクラスがザワザワと騒ぎ出す。

転校生…？

こんな時期に？？

リクオ「…妖怪関係じゃ無ければいいんだけど…」

やっと事件がひとつ解決したのにまた厄介なことにはなって欲しくないからね。

島「可愛い子だといいですね！清継君！」

清継「フフフッぜひ我が清十字怪奇探偵団に入部させなければ…フフフッ」

え、それは絶対阻止しなければ…っ！！！

ゆら「…こんな時期に転校生？妖怪やないといいけど」

花開院さんに至っては僕と同じこと言ってるし…ﾊﾊﾊ

カナ「どんな子なんだろうね、気になるねリクオ君！」

リクオ「え！あ、うん！そーだね！」

どうか妖怪絡みじゃありませんように！！！！！

先生「…よーし、いいぞー！入ってこい」

ガラガラ…

リクオ「…えッ!!!???」

けれどドアを開けて入ってきたその姿に現実は甘くはなかったのだと実感した。

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凛桜『初めまして、隣町から転校してきた“ 奴良凛桜”です。どうぞ仲良くしてね(微笑)』

転校生と紹介された少女は昨日の妖怪だった。