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最終日、【ユンギ】 ページ12

瓦礫の中から
紙切れを見つけて泣いた
ただの紙切れ
僕の笑顔と
君の笑顔が咲いていた



星空に流れてく
一粒の星の欠片
何日したか 歩いて見たら
僕の記憶はゴミになった
世界狭いな あまりにも
僕らの心は狭すぎるな
カルシウム一つに泣いていた
民を眺めながら
見つけたくない宝物を
見つけ出したのが
僕の未練だ

三日月が遠のいていく
心臓が燃えさかる
近づいて後ずさり
生きているのが
僕の罪だ

今日世界の意味が
無くなってしまうなら
最後に僕は何をするだろう
明日の夜空に向かった
こんな惑星を愛してる
涙が月と共に爆ぜた
爆風の香りに惚れ込んで
全て弾けて翔んでった
「何もない」の彼方へ




星の欠片が
石になってやって来る
僕は置いて逝かれたんだ
細い細い生きていた証拠
握りしめて
動く心臓を恨んだことが
僕の最期だ

太陽が消えていく
体中が動かない
とめどなく命零れる
この地球に
生きているのが
僕の罪だ

今日世界が滅びて
しまうことを知っていたら
最期に君は何をするだろう
命の意味を知らない
この惑星を愛してる
嗚呼嘘だ
こんな星より
君を愛してる



燃え行く故郷に
感情も何もない
ほら
わかるだろ



今日世界が滅びて
全部消えるなら
最期は君と手を繋いでいたかった
世界の欠片を集めて
何年かぶりに
声を上げて
泣いて泣いたら

君がやっと迎えに来たんだ








地球最期の日、人類が皆滅びる直前まで生きていた男の子の話。

年齢設定は謎かも…


既に亡くなった恋人の欠片を探して集めます。



地球があること自体が幸せ。




日常だって、いつ壊れるか分からないのです。

涙の雨、赤い夏。【ユンギ、ハキネ】→←メモリー消去の解説【ユンギ】



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設定タグ:作詞集 , 歌詞 , オリジナル   
作品ジャンル:詩/ポエム
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ハキネ(プロフ) - ユンギ沼の番人さん» ありがとうよ… (2019年9月30日 7時) (レス) id: cbd98490e8 (このIDを非表示/違反報告)
ユンギ沼の番人(プロフ) - ハキネさん» うおおおおん!3時間!私とか塾行ってないよ(( 応援してるよ!私スーパー気長野郎だからいつまでも待っておるよ… (2019年9月28日 17時) (レス) id: 0e359827c9 (このIDを非表示/違反報告)
ハキネ(プロフ) - うおおおおんすまん!塾3時間とか頭おかしいくらい行ってて…またちゃんと戻ってくるでな… (2019年9月28日 13時) (レス) id: cbd98490e8 (このIDを非表示/違反報告)
ハキネ - ちるさん» 二人も大変な場合は、お好きな方でいいですよ! (2019年9月6日 7時) (レス) id: cbd98490e8 (このIDを非表示/違反報告)
ユンギ沼の番人 - ちるさん» いえいえ!こちらこそありがとうございます! (2019年9月4日 21時) (レス) id: a42d85b0ec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユンギ沼の番人 ハキネ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年7月2日 20時

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