第197話 ページ8
「どうして知らせに来てくれたんだ?」
「リムルがやられたらアタシのベレッタがどうなるか不安じゃん?」
「心配してくださってありがとうございます。」
「Aがやられたら、暴れて世界壊しちゃいそうなのもいるし。」
『あはは…なんかごめん…』
「アタシはアンタたちに味方することに決めたから来てやったってわけよ!
だからこの街に迷宮への入口を作るけどいいわよねー!」
『な、良いわけないだろ!?』
「えーっ!
良いじゃん細かいことは気にしない気にしない!」
「俺は気にするし、ラミリスも気にしろよっ!」
「じゃ、続き読もっと。」
「『おいっ!!』」
結局、会議はまだまだ続きそうだったので…私たちは1度、休憩することにしたのだった。
というわけで来ました温泉!
いやぁ、最近なかなか来れてなかったしな…というか生き返ってからは初めて来るし。
ふぅ、やっぱテンペストの温泉最高…!
「あははっ!擽ったい!こら、あひゃひゃ!自分でできるってー!」
「ラミリス様、遠慮なさらず。」
「ええ!ぜひとも私たちに洗わせてください!」
とまぁラミリスはトレイニーさんたちのおもちゃのようになっている。
元気だねぇ…
そんなことを思っていると、男風呂の方から
「エレンちゃーん?湯加減はどうかなー?」
と、エラルドの声が聞こえてきた。
え、エレン?その桶どうするつもり…あ、投げるのね。
カコーン
見事に当たったみたい。お疲れ、エラルド。
と、その時
「おーいAー!ちょっと良いかー?」
リムルの声が響いた。
どうしたんだろ。
私は湯船から上がり軽く乾かしてから、服を着てリムルのもとへ移動する。
『どうかした?』
「ちょ、おま、俺たちが上がった後でも良かったんだぞ!?」
『いやまぁ、男の半裸なんてベニマルとかソウエイの風呂上がりで見慣れてるし。』
あとギィも普段からほぼ半裸みたいなものだったからね。
『で、何かあったか?』
「あ、いや、うん。
サリオンとの間に街道を作らないか、って話…」
『…それって、私たちに街道を整備しろってことかな?』
「エラルドよ、それはさすがに虫が良すぎるというものだぞ。」
…ドワーフ王国までの街道の整備は全部私らがやったはずなんだが…?
「Aどのに言われるのならまだしも、貴様にだけは言われたくないわ!」
その通り!ガゼル王だけは人のこと言えんぞお前!
ま、でもサリオンに街道を繋げるって話には賛成だ。
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ぬこ(プロフ) - ラアヤさん» ほんとだ、すぐに直しますね! このままじゃとんでもない意味になってしまいますね…笑 ご指摘ありがとうございます! (2022年5月19日 0時) (レス) id: 408e3ef2ce (このIDを非表示/違反報告)
ラアヤ - 206話のクレイマンに、愛に、になっています。会いにでは、ないでしょうか? (2022年5月7日 1時) (レス) @page17 id: f2444fe42b (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ(プロフ) - ツバメさん» リクありがとうございます! 以前提案いただき、ワルプルギスにヴェルザードは参加させるつもりです。もう少し、お待ちください…! (2021年11月19日 21時) (レス) id: 408e3ef2ce (このIDを非表示/違反報告)
ツバメ - 別空間に在るワルプルギスの会場からウェルザードがヴェルドラの気配を察知して呼ばれて来るのでは無く自分でも来そうな気がしますが別空間ですしでも魔王と夢主.リムル.ヴェルドラ.ウェルザードを合わせて自己紹介プラス色んな話を聞きたいです? (2021年11月18日 23時) (レス) id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
ツバメ - ちょっとした難しいリクエストになってしまうのですがクレイマンとの決着後まだ少しワルプルが続くと思うのですがその際ギィがヴェルドラの事をウェルザードに伝えて会場にウェルザードとヴェルドラが揃って魔王中に彼等を入れる事は難しいですか? (2021年11月18日 23時) (レス) @page8 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぬこ | 作成日時:2021年10月10日 10時