第170話 ページ29
ん？リムル、なんか背、伸びてる？
私には特に見た目の変化は無かったけど…
《否。肌のハリと髪のツヤが増しました。》
つまり？
《以前よりさらに美人になっています。》
あ、そう…
そんな話をしているうちに、リムルがヴェルドラの解放に取り掛かっていた。
リムルから巨大な気配が出現し、それはそのままリムルの分身体へと収まる。
分身体はその形を変え、筋骨隆々の金髪になり…
「ふははははは！我、暴風竜ヴェルドラ・テンペスト、完全復活！
逆らう者は…皆殺しだぁぁ！！
ふはははは、はぁーっはははは！」
なんでそのセリフを？確かドラ〇ンボール…
「おいおっさん、なんでそのセリフを知っているんだ？」
「ふははははは！実はな、退屈だったんでお前の記憶を解析して、漫画とやらを読み込んでおったのだ！
さらに！将棋の腕前は最早名人級…いや、暴風竜だけに竜王級である！！」
「あ、そう。
胃袋生活を満喫していたようで何よりだよ。」
おい、おっさんには突っ込まなくていいのか、天下の暴風竜。
「むむ。お主がA＝クリムゾンだな！胃袋から貴様のことも見ておったぞ！」
『そりゃどうも。
改めてはじめまして、暴風竜ヴェルドラ。』
「おう！
ただ1つ気になることが…なぜお主から姉の気配がするのだ？」
『姉…ヴェルザードのことかな？だったら彼女は親友だからだよ。』
「なんと！我が姉ヴェルザードの友であったか！
ちなみに我が復活したことを知らせたりとかは…？」
『ん？嫌ならしないよ。
私も、ぜひヴェルドラと友達になりたいし。』
「む。し、仕方ないな！どうしてもと言うならば、友になってやらんことも無いぞ！」
あ、こいつツンデレなのか。
『どうしても！よろしくな、ヴェルドラ。』
「はぁーっはっは！仕方ないから友になってやる！光栄に思うのだぞ？」
『わかってるよ。』
ツンデレと分かってれば扱い易い。
「おーい、もういいか？そろそろ街に戻りたいんだけど。」
「…せっかく復活したのに、素っ気ないではないか……」
あーあ、拗ねちゃった。
「だが思ったよりもだいぶ早かったな！礼を言うぞ、リムル＝テンペスト！わがズッ友よ！」
「何がズッ友だ！ネタが古いんだよ！」
2人が拳を合わせる。
うーん、尊いねぇ。感動の再会、か。
「ほれ、何をしておるA！お前も加わらんか！」
『え、いいのか？』
「もちろんだ！お主も我らのズッ友だからな！」
『ふふ、ああ！ズッ友だ！』
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諒輔 - ママさん» 何何お前は黙っとけよ (1月21日 19時) (
レス) id: e900712ad7 (このIDを非表示/違反報告)
ママ - ちゃんと主人公のイラストを描いて下さい (2023年1月12日 19時) (レス) @page27 id: cc99fe2694 (このIDを非表示/違反報告)
ママ - ちゃんとしたイラスト描いてくださいわかりにくい (2023年1月12日 19時) (レス) @page26 id: cc99fe2694 (このIDを非表示/違反報告)
ママ - イラストをちゃんと描いてください (2023年1月11日 18時) (レス) @page1 id: afb3d45f28 (このIDを非表示/違反報告)
若葉 - ギィ出てこーーーい！！！ (2022年8月20日 16時) (レス) id: 7981b3d9d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬこ | 作成日時：2021年9月26日 10時
