第55話 ページ11
「リムル、悪いけど…」
「ああ!こいつはお前らに任せる!」
「ありがとうございます、リムル様!」
そうして次々にゲルミュッドへとかかっていく。
私はと言うと…ベニマルたち戦いへの参加を止められてしまった。ので、ゲルミュッドが身動き取れないよう粘鋼糸で拘束し、リムルから貰った回復薬を用意する。
先ずベニマルがヘルフレア(威力低)で辺り一面ごと燃やす。炭になり死にかけているゲルミュッドに私が回復薬をぶっかける。
回復したところへハクロウが斬りかかり四肢を切断する。最後に首をはねて…命が尽きる前にまた回復薬を。
ソウエイは糸で体の端から切り刻んでいる。致命傷にならないように、確実に苦痛を与えられるように。最後には胴から首にかけてを切り刻み…そして私がまた死ぬ前に回復薬をかける。
シオンは…豪快に真っ二つ。流石だ。
まぁ、どういうことかと言うと…奴は半殺し…というかほとんど死んだ状態になる度に回復し、また半殺しにされる…というサイクルにいる。
…助言者、
《駄目です。スキルの発動はさせません。魔素の完全回復までまだかかります。》
分かってる、スキルは使わない。
《どういうことでしょう。》
私の技はスキルだけじゃないだろ?
《!それでしたら…》
「ベニマル、私も良いか?」
「A!…様。休んでてください!」
「まだ回復してはおらなんでしょう。」
「スキルは使わないよ。使うのは…」
そうして私は自分の左手…クロベエが打ち直してくれた刀を見る。
「!なるほど、それでしたら…」
新しく打ってくれた刀は赤みがかった美しい刀身で、しっくりと、とても良く手に馴染んだ。
「ひえっ!やめろ!来るなぁ!おい、オークロード!俺を助けろ!」
「…腹ガ減ッタ。」
「クソが!俺を助けろ、オークロード!いや、ゲルドよ!」
「!」
「貴様がさっさと魔王に進化しておれば…」
その時、オークロードがゲルミュッドに近づいた。
「この愚図が、ようやく動いたか…。ふはははは!こいつの強さを思い知るがいい!」
(A様、攻撃致しますか?)
(いや、待て。様子が変だ。)
「やれ!ゲルド!この俺に刃向かった事を公開させて…」
ゲルミュッドはそこで息絶えた。オークロードによって。
《ゲルミュッド、生命反応停止しました。》
うん、見ればわかるよ。
そしてオークロードはゲルミュッドを…喰った。
【オーガの戦闘シーン勝手に追加しました。】
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最高です! - 最高最高最高最高最高 (9月27日 19時) (レス) @page6 id: e900712ad7 (このIDを非表示/違反報告)
nana1021kpsg(プロフ) - とても面白くてお気に入り作品にさせていただきました!ただ、誰が何を喋っているか分かりづらいので、名前等を書いていただけるとありがたいです。 (2023年3月31日 1時) (レス) @page6 id: 06273e7c15 (このIDを非表示/違反報告)
花怜?ゃ?(プロフ) - もしかして犬夜叉…?? (2023年3月17日 10時) (レス) @page12 id: 364dcb601a (このIDを非表示/違反報告)
わらじ - アクトの鳴き声可愛いです。 (2023年1月20日 23時) (レス) @page48 id: 42cb93ed04 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - すみません。誰かアクトについて教えていただけないでしょうか (2022年8月13日 0時) (レス) @page1 id: 54ed83ce57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぬこ | 作成日時:2021年9月12日 19時