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ーーーAーーー
最悪。
やってくれたな。
楓士雄め。
清史「Aーーーー！！初めては俺だろぉおお！」
ケン「うわっ！」
ヒカル「うおっ！」
テッツ「へ？」
トサカを揺らし、清史がテッツさんのテーブルにドンっと手を置く。
テッツ「な、なんだ、お前っ？」
私はもう怒りを通り越して無の境地へ入っていた。
白目。
清史「俺？俺はだな、Aの旦那になる男だ！！」
「「ぇえええ！！」」
3人の声が響き、私は目を開いた。
…ちょっと、黙れ。
『は？』
殺気をビンビンに清史に向け、ぐいっと首を向こうに降ると、
清史はしゅんとして、泰志が座ってるテーブルに歩いて行った。
清史「なんだよぉ…相変わらずひでぇなぁ…」
泰志「おいおい、俺らも客だぞ？そんな怖い顔していいのかー？」
泰志がメニューを見ながら、ニヤリと笑った。
泰志…
ぶっころしてやる…
拳を奮わせると、マスターが慌てて私の隣に立った。
マスター「Aちゃん、ほら、スマーイル。みんな友達でしょ？おら、テッツくん達もいるし…」
テッツ「いや、それは気にしないでください。あ、Aちゃん！食べていい？」
『…ごめんなさい。ぜひ、お願いします。』
私は我に返り、ペコリと頭を下げた。
緊張する…
テッツ「うんまっ！！」
その一声を聞き、ほっと胸を撫で下ろした。
ヒカル「うまいっす！マスターのと同じ！」
ケン「いや、もっとうまいかも！」
『それはないですよ。でも、ありがとうございます。』
マスター「よーし、合格だね！これから頑張って！」
『はい！』
中岡「Aさーん！こっちもかまってー。」
司「おい、お前っ。あ、すいません…」
司が中岡を黙らせ、マスターが変わりに注文を受けてくれた。
ヒカル「仲良いっすね。」
ケン「いいっすね！鬼邪高。」
『そう、ですかね…』
確かに最近の全日はかなりまとまっている。
テッツ「村山も卒業して元気にやってるしね。」
あ…
村山の名前が出て、私は一瞬固まった。
ケン「しょっちゅう山王街来ますもんね。」
ヒカル「確かに。」
村山…
そっちには顔出すんだ…
テッツ「あれ？どうしたの？」
私の様子に気がついたテッツさんが、顔を上げる。
『いえ、なんでもないです。』
そっか。
元気にやってるのか。
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ななし(プロフ) - ありがとうございます。構想を練りながらなので、更新遅いですが、51話から公開しました。 (2020年2月20日 2時) (
レス) id: 6a3e7ad6c9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーねんず(プロフ) - 凄くおもしろいです！！続きが気になります、、パスワード教えてほしいです！ (2020年2月20日 0時) (レス) id: 695e2d496c (このIDを非表示/違反報告)
ネコ.K - 続き気になります！((o(´∀｀)o))ﾜｸﾜｸ パスワード教えてください！！ (2020年2月18日 7時) (レス) id: bf25cdc74b (このIDを非表示/違反報告)
ひろちゃん(プロフ) - このお話大好きです！続きが読みたいのでパスワード教えてください☆ (2020年2月16日 15時) (レス) id: ed54dab455 (このIDを非表示/違反報告)
ななし(プロフ) - 皆さま、コメントありがとうございます(ToT)こんなに更新が遅いのに、作品を読んでくださってとても嬉しいです。なんとか、完結を迎えるよう頑張ります！ (2020年2月15日 2時) (レス) id: 6a3e7ad6c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななし
| 作成日時：2020年1月9日 0時
