61話 ページ11
更衣室で着替えを済ませて
玄関口で靴を履き替える。
早く帰ってこいなんて
何の用事だろう、お母さん…。
「よし、履けた…電車の時間見ないと……あっ。」
Y「あ…。」
玄関を出るとユナさんがいた。
一瞬で嫌がらせをされた記憶が蘇る。
「ユナさん…こ、こんにちは…。」
どうしたらいいのか分からず
挨拶が自然と口から出ていた。
Y「…何、嫌味？」
「いえ…！そんなつもりは…。」
Y「…あんたさ、自分が勝ったとでも思ってるんでしょ。」
「そんなの思ってないです…！」
Y「…スンチョルくんに本気にならないほうがいいわよ。」
「え？」
Y「これ以上深入りしても無駄だもの。」
「…無駄？」
Y「スンチョルくんはイェウンが好きなんだから、あんたが好きになろうが無駄なのよ。」
「……知ってます。」
Y「は？知っててまだ好きなの？何それ。」
JH「…無駄かどうかなんて、なんであんたが決めるわけ？」
Y「ジョンハンくん…？！」
「ジョンハン先輩…！？」
Y「…私、謝らないから。」
JH「別にお詫び入れてもらおうなんて思ってねぇよ。俺はどっちかというと部外者だし。」
Y「だったら…なんでそんなにこの子を気にかけるの。」
JH「そっちこそ何ムキになってんの？だいたい、Aちゃんがあんたに何したんだよ。」
Y「別に…でも理屈抜きでムカつくことってあるでしょ？…ジョンハンくんが思ってるほど、この子か弱くないよ。」
JH「…まぁそーだろうな、結局あんたがあれ以来、手出ししてないんだから。結構やると思うよ、Aちゃん。」
Y「…ば、馬鹿にしないでよ！次は私…何するか分かんないわよ。」
JH「好きにすれば？…そのかわり、俺もどうするか分かんないよ。」
Y「な…！何なのよ、アホらしい…！」
ユナさんは走って行ってしまった。
ジョンハン先輩が本気で怒っていることが
怖いほど伝わってくる。
「あ…あの…ジョンハン先輩…。」
JH「あ、ごめん、割り込んで話して。」
「いえ…あの、ありがとうございました。」
JH「…あれぐらい釘刺さないと折れないと思ったから。なんかされたら俺に言ってね。」
「はい…ありがとうございます。」
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紺碧(プロフ) - みんさん» みんさんコメントありがとうございます！嬉しさのあまり泣きそうなほどです…！ゆっくりではありますが頑張りますので完結までよろしくお願いします！ (2019年5月19日 22時) (
レス) id: f4c10c3c20 (このIDを非表示/違反報告)
みん(プロフ) - この作品大好きです。数ある作品の中で自分的にとても好きです。更新される度にワクワクしながら読んでます。作者様のペースで更新頑張ってください！応援してます！ (2019年5月19日 21時) (レス) id: a59965d549 (このIDを非表示/違反報告)
Couteau_1937 - SEVENTEENはすでに実在していますよね。オリジナルフラグを外してください。 (2019年5月19日 10時) (レス) id: c1b3ac2201 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紺碧 | 作成日時：2019年5月19日 7時
