お前達は、何様だ

25話 ページ26

竈門視点




Aさんは、本当に累くん達を大事にしてるんだな。




あの2人からも幸せの匂いがする。




羨ましい・・・。




けど、鬼を連れているのは同じだから。






ん？



鬼を・・・連れてる？





・・・・・・。





裁判・・・。




忘れてた、さっき裁判のこと覚えていたじゃないかー！！





あの、ネチネチした伊黒さんと





禰豆子を傷付けた不死川さんが！！





俺は、あの人を柱だとは認めない！むん！！




傷つけられたら、どうしよう。





そうか・・・。






Aさんが、傷つけられる前にやろう。





うん。それがいい・・・。





今だったら、出来るかもしれない。





柱だろうが関係ない。







やられる前にやるんだ。




禰豆子の分まで！！





富岡「竈門・・・」





「どうしました？」





富岡「いや・・・」





ん？おかしな冨岡さんですね。





富岡さんはいい人だし恩人なのでなにしないが。





あの人たちは許さない！







「Aさん！！」






貴『お、おう・・・』






「柱合会議は、気をつけてくださいね！！





累くん達が、傷つけられる可能性があるので！！」






貴『ん？どういうことだ』




眉間にしわを寄せた姿もカッコイイ！！




「俺も柱合会議に行ったんです。




禰豆子のことで、そしたらとある柱の方が禰豆子を滅多刺しにしたんです！




それで、血を流したんです。




襲わないかどうかで・・・。





だから、気をつけてください」




貴『そうか・・・。




わかった。ありがとう。






気をつけるよ。









それが事実なら累達を守らないとね。



けど、多分その行動は必要なことなのだろうな。




累達が認められるには、逃れられない道だな』





「でも、Aさんは鬼殺隊ではなく一般人なので





そういうことをしていいかどうか・・・」




貴『炭治郎、心配してくれてありがとう。




とても、タメになるよ』




ドキッ！



竈門「いえいえ！当然のことです！！



もし、傷付けられたら言ってください。





俺も、頭突きをするんで！！」



当然だ。




累くん達は、いい子だからな。




貴『頭突き？』





「はい！」




貴『君は、元気だね。




そういうの、俺はいいと思うよ』




え？



『君は、元気だね。


そういうの、俺はいいと思うよ』


って言った？




え？え？



「・・・/////」



やばい、心臓が持たない・・・

26話→←24話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す