【忍たま】事務員兼何でもお助けピンチヒッター係って何だよ？！その11(夏編)

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プツン、と私の何かが音を立てて切れ崩れ落ちていくのが分かった。
それと同時に言い争いはヒートアップしていく。

「あんた人の悪口しか言えないの？！自分のこと優秀、優秀って言ってるけどどこが優秀なわけ！？仕事が出来るからってだけで優秀って言わないから！それに本当に仕事が出来る人は、自分のやりたい仕事だけを選んでやろうとなんかしない！取り柄がなくて何も出来ないのはあんたの方でしょ！」

鹿之介『っ、なんだと！？人を馬鹿にするのもいい加減にしろ！』

「はぁ？！馬鹿にしてんのはあんたの方でしょ！さっきの言葉取り消しなさいよ！」

鹿之介『取り消すわけないだろ！事実なんだから！！』

「あんた小松田さんの何を知ってるの？！あの人はね、人知れず努力して努力して…でも失敗して、それでもあきらめずに毎日事務の仕事と忍者になる夢を諦めない立派な人なんだから！そんな人をあんたみたいなやつに悪く言われる筋合いなんてない！！」

鹿之介『僕はただ事実を言っただけだ！どうしようもない人間のことをどうしようもないと言って何が悪い！お前だってその容姿で幾多の男を落としてきたんだろ？チヤホヤされまくって自惚れているんじゃないのか？！』

「な、ん…もういっぺん言ってみろコラーーーーー！！！！！」

私の言葉の後にゴーンとゴングの鳴った音が聞こえたような気がした。




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今更なんですけど、出茂鹿之介の一人称を僕に統一してます。目上の人には私で行こうかなって思っていますのでよろしくお願いしますm(_ _)m

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