7人兄弟の長女です！【すとぷり】2

回答 ページ8

私は、部屋で1時間近く悩んでいた。
弟たちに好きなことはさせてあげたいけど、ネットだから何があるか分かんない。
私もたまにキャスとか見たりするけど…
「ん〜どうすればいいんだ…」
でも、あの時の6人の顔を思い出すと、ふざけて言っているようには見えないし思えない。
ちゃんとこれからのことも考えてた。
私は少しだけ、みんなが配信やライブをしてる姿を想像してみた。
みんなが楽しそうに配信をしている。それをリスナーさんが優しく見守ってくれている。時には一緒に笑ったり、悲しんだりしてくれる。
…ちょっと楽しそうかも。
そう思った瞬間、私は部屋を飛び出し、みんなを集めた。

な「1時間近く考えた結果は…？」
「良いよ。やっても」
り「え！？良いの！？」
「うん！みんながどれだけ本気なのか分かったし、ちょっと楽しそうだなって思ったの」
「「「「「「ありがとうございます！」」」」」」
「ただ、お姉ちゃんはみんなのサポート役です。なんでメンバーじゃないかっていうと、1人だけ女混ざってたら恨まれそうだからw」
な「お姉ちゃん、本当にありがとう！」
「好きなことさせてあげたいからね」
さ「早速機材とか買いに行こうよ！」
こ「お姉ちゃんもちょうど出かけようとしてたし！」
「いや、早くない！？てか、あんたたちの話が衝撃すぎて何しに行こうとしたのか忘れたし！」
「「「「「「wwwwww」」」」」」
り「人気出るかなぁ？」
ジ「出るやろ！お姉ちゃんが宣伝すれば！」
「なんで！？」
ジ「だって、インスタとツイッターのフォロワー数すごいやん」
る「確か…インスタが10万人で、ツイッターが5万人でしたっけ？」
「そんなにいたっけ？」
こ「え、気にしてないの？wwww」
「え、逆に気にすんの？」
さ「え？wwwwww」
り「この前、講義の時に近くに座ってた女の子たちがお姉ちゃんのインスタ見てたんだよ！」
「ただの日常を投稿してるだけなんだけどな…」
な「いや、撮り方おしゃれすぎるんだよ！」
「そうか？」
ジ「水を太陽にかざすって…思いつかんて！」
る「え！お姉ちゃんプリクラ載せてる！？」
「なぁ〜！！！！！それは見るな〜！！！！！」
こ「いや、じゃあなんであげてんのww」
「だって…相手が…」
な「ん！？お、男！？」
さ「お姉ちゃん…まさか…彼氏！？」
「彼氏じゃないの！幼馴染み！」
り「友達以上、恋人未満ってやつ？」
「そうそう。莉犬、わかってんじゃん！これ見たら絶対彼氏って言うだろうなって思ったから、見るなって言ったの！」
そんなこんなで、結局すとぷりは2週間後にデビュー(？)となった。

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