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『今日は何時からお仕事なの??』
ソファに2人で座りながら話す
亜嵐「ん〜夜から。
Aが帰る時に一緒に家出よっかな」
『また夜お仕事なの?
大丈夫?体調とか』
亜嵐「大丈夫!ありがとうな、いつも」
『全然。
ご飯は?どうする?』
亜嵐「食べてから行く!」
『んじゃなんか作るね』
亜嵐「何作んの?」
『お楽しみで』
こうやって亜嵐くんとご飯を食べるのもだいたい亜嵐くん家に来たらしてて、
でも最近は連絡しかとってきったから、ほんと久々なんだよね。
亜嵐「Aの手料理久々だわ」
『確かに!会ったのも久々だよね…』
亜嵐「そうだなぁ〜…ごめんな、時間作れなくて」
『全然大丈夫だよ。
私こそごめんね?亜嵐くんと同い年だったら一緒に暮らして家事とかできるのに…』
亜嵐「ううん、Aとこうやって会えてるの嬉しいし幸せだし。」
『ふふっ、なにキザなセリフ言ってるの?(笑)
亜嵐くんらしいけど』
亜嵐「うげ、いい雰囲気だったのに台無しじゃん」
『そんなこと言うのも亜嵐くんらしい』
亜嵐「そういやそろそろテスト??」
『もうちょっとでテストかな??
また会えなくなるのかぁ』
そう、テストが近づいてきて2週間前になると私たちは会えない。
私は別に会いたいし、大丈夫だって言うんだけど亜嵐くんは大事なテストなんだから!って許してくれなかった。
またテストが来たら これがあと1年もあるんだなって考えてしまう。
その度に私は亜嵐くんの横にいていいのか、とか
私はふさわしいのか、とか考えて泣いてしまっての繰り返し。
ご飯ができて2人で机を挟んでご飯を食べる
亜嵐「久々のAの料理美味しい」
『ありがとう
腕が落ちてないか心配だった(笑)』
黙々とご飯を食べてもうお別れの時間だった。
亜嵐「忘れ物ない??…ってあっても届けたらいいだけなんだけど(笑)」
『大丈夫!
亜嵐くん、お仕事頑張ってね』
亜嵐「うん、ありがとう。
Aもテスト頑張れよ??
テスト終わったら沢山遊ぼうな」
『うん!』
ばいばい、と手を振って私たちは違う方向へある始めた。
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作者名:みお | 作成日時:2018年9月19日 23時