34.１年４組 ページ2
体育館に着いたのはいいけど…
私、何組なんだっ。
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キョロキョロと周りを見渡す。
奈々「っ！いた！A〜！」
先に着いていた奈々が遠くのほうの列に並んで私に手を振っていた。
手を振りながら奈々のところまで走っていく。
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奈々「A！私達、また一緒だよ！」
奈々のところに着く前に、大声で叫ばれる。
「っ嘘！やったぁ！」
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２人できゃあきゃあと喜んでいたら
前でマイクを持った先生にマイク越しに怒られた(笑)
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松本「えー、今日から１年４組の担任を受け持つ事になりました。松本潤です。思い出に残ること、いっぱいして行きましょう！よろしく！」
さっき奈々ときゃあきゃあ言ってた以上の声で
女子達がきゃあきゃあ騒いでる。
男子達からも " かっけぇ "
という声が聞こえてきた。
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奈々「A〜！帰ろ！」
無事に新学期初日が終わった。
「うん！帰ろ！」
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奈々と一緒に靴箱に向かう。
奈々「そう言えばぁ…A、今日大野先生に送ってもらってたでしょ〜」
奈々がニヤニヤ笑いながら私を見る。
「それは、別に普通だよ…」
奈々「ふ〜ん…(笑)リボン直してもらってたね(笑)」
ずっとニヤニヤしながら私を見る奈々。
「っ…別に、普通でしょ！てか奈々のその顔ムカつくからやめて！」
奈々「ははっ(笑)ごめんごめん(笑)」
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靴箱に着いて、ロッカーを開けようと鍵を差し込むけど。鍵が開かない。
「…あれ？なんで？」
ガチャガチャと鍵を開けようとするけど開かなくて
どうしようと思っていたら…
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？「そこ。俺のロッカー」
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私の後ろで不機嫌な声がした。
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作者名：な り き | 作成日時：2017年8月7日 14時
