#41 ページ41
side隼
ガシャン！
亜「隼！だからそんなに散らかさないでって！」
隼「ごめん…」
久しぶりに涼太くんと家でご飯が食べられるのならと、いつもなら絶対にしないお手伝いをしていたはず…
なんだけどいつもやらないから邪魔してるような状態。
今さっきも水を零して亜嵐くんにキッチンから追い出された所。
したかなく、ソファで眠る涼太くんのもとへ。
隼「ほんとに寝顔かわいいんだから」
涼「んぅ？」
小さく呟いたのに、涼太くんを起こしてしまった。
隼「あ、起こしちゃった。おはよ」
涼「ん、はよ、からあげ？」
いやいやお兄さんよ、起きて一言目が唐揚げ？とは。
隼「龍友くんが張り切りすぎて大量に作ってる」
そう、涼太くんのリクエストだからと張り切った龍友くんは、お皿に乗り切らないほど唐揚げを大量生産。
涼「ふふっ、想像つく、」
なんて言う涼太くんと顔を見合わせて笑う。
龍「隼、そろそろ涼太起こしてー」
涼「起きてるもん」
龍「あれ、いつの間に」
自分から返事をした涼太くんに目を丸くする龍友くんやみんな。
その顔が面白くて、また涼太くんと笑う。
GENE「いただきまーす！」
合掌をするとともに唐揚げに手を伸ばす涼太くんを見つめる龍友くん。
涼「ん、おいしい！やっぱり龍友くんの唐揚げはおいしいねぇ」
龍「よかったぁー！いっぱい食えよー」
涼太くんはほっぺたがパンパンになるくらいに、唐揚げを嬉しそうに頬張る。
その姿にみんなの表情が緩むのがわかった。
玲「涼太くん、これ俺が手伝ったやつ」
涼「うん、おいしい！」
玲「ほんと？じゃあこれも！」
そう言って涼太くんのお皿にどんどんおかずを乗せていく玲於。
メ「玲於、ゆっくりね。涼太も食べれるだけでいいから」
涼「うん！」
そんな感じでぱくぱく食べていた涼太くんだけど、病院ではあまり食べれていなかったようで。
涼「おなか、いっぱい…」
龍「よう食べたなぁ」
亜「じゃあ涼太、ごちそうさましよっか」
涼「ごちそうさまでした」
みんなより少し早く終わった涼太くん。だけど、たぶんこれでもたくさん食べたほうだと思う。
実際、もっと食べないと思っていたから。
このままずっと、こんな感じで過ごしていければいいのに。
だけど本番はこれからだった。
涼太くんを守れるようになる事が、今の俺の目標だから。
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npagxp(プロフ) - 叶夢さん» ありがとうございます！ (2020年4月1日 21時) (
レス) id: 3150c02125 (このIDを非表示/違反報告)
叶夢(プロフ) - 続編も楽しみにしてます(*´∀｀) (2020年4月1日 17時) (レス) id: 08075bc0b9 (このIDを非表示/違反報告)
npagxp(プロフ) - 叶夢さん» お仕事お疲れさまです！そう言って頂けるととても嬉しいです！できるだけたくさん更新できるよう頑張ります！ (2020年3月9日 16時) (レス) id: 3150c02125 (このIDを非表示/違反報告)
叶夢(プロフ) - 今、仕事がすごく忙しくて(;_;)このお話読むのが１つの息抜きです(;_;)更新ありがとうございます!! (2020年3月9日 11時) (レス) id: 08075bc0b9 (このIDを非表示/違反報告)
npagxp(プロフ) - 叶夢さん» コメントありがとうございます！今まであまり末っ子を出せなくてすみませんでした…これからはもう少しバランスよくだせるように頑張ります！ (2020年2月2日 20時) (レス) id: 3150c02125 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：npagxp | 作成日時：2020年1月19日 10時
