【WT】君のこと。 (ページ6)

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3話ページ6

A side.

え～～、助けていただきたい。

これはいったいどういう状況なのか。せめて説明してくれ。

「あんたいったいどういうつもりよ？！」

いやこっちが聞きたいのですが。

「ちょっと顔かわいいからって」

あらありがとうございます。()

『．．．あの～？』

「はい」

なんだいい人なんじゃん。圧かけなければいいのに。

『なんで私知らない高校生さんに囲まれているんですかね…？？』

「「「はぁ？！」」」

屋上とかまるで私が呼び出されたみたいじゃないか。(呼び出されてる人)

『いやあの～会ったことないです…よね？』

「あのねぇ！きりやんくんのことよ、」

．．．はて？

『きりやん、って．．．誰ですか』

「「「．．．え？」」」

kr「っはーい、そこまでー」

ばーん、とドアが音を立てて開き、見知らぬ高校生が二人。

br「大丈夫～？」

一人はこちらに向かってきて、もう一人の金髪さん()は私を囲んでいた人たちの方へ。

しばらくして、女子の先輩方が屋上からいなくなると、金髪先輩もこちらへ向かってきた。

kr「ごめんねあいつらが勝手に」

『はぁ、．．．？』

もう大丈夫だから、という金髪先輩に疑問がわく。

『あいつら、って．．．あなたの好きな人ではないんですか』

kr「え？いやないけど。」

『そうですか…でもあの人たちはあなたのこと、本気らしいですけどね』

kr「まぁそれは、」

『とりあえず、助けていただいて、ありがたいんですけど．．．』

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『あなた、誰ですか？』