There are not the stairs which cannot go up

16段目 ページ18

誉「聞いてみましょう 最後まで」

((かたん))

ツ「でも...。それでも油森君は....」

((((がちゃん)))) 暗転

スクリーンが映る

油『すいませんでした。全部僕が、悪いです。』

画面が、変わり私とプラチナboysが映る

夏『おう 油森』

((ドス))

油『おふぅ！ か...！はっ...ごほっ』

波『てめぇ！チクったんじゃねぇーだろうな』

((ドス))

油『あはっ！はぁ..チクってない！みんなの事は、
言ってない！言ってないよ！』

タ『なぁ 本当か？油虫〜？』

油『言ってない！』

貴『.....チクったら...どうなるか..
わかってるよね....妖笑』

((((かちゃ)))) 明転

夏「怒笑」

波「何だこれ！俺らのせいってか？
ん〜なの事件と関係ね〜し。意味ねぇーよな！
なーみんな！」

生徒((((そうだー！関係ねーよ！関係ねー！))))

ツ「だって 全然 違うよ‼︎」

夏「あぁ？ 何？」

波「何がちげぇんだよ‼︎」

タ「じゃー 俺らが悪いつーのかよ怒」

貴「.....睨」

ツ「私達みんなが悪いんだ‼︎
誰が犯人とかじゃない！だって.....先生も
みんなも、私も 油森君を悪くする空気に合わせた！
だから！ いつからだろう？学校は楽しいって
自分に言い聞かせるようになったの いつからだろう？
毎日 次の日の事を考えて怯えるようになったの。
明日 無視されたらどうしよう 居場所が無くなってたら
どうしよう それが怖くて 怖くてだから私は 毎日3回
神様に お願いするようになった 中学の頃から 毎日 毎日
神様 どうか明日も 明日も何事もない1日になりますように
何かしくじって 誰かを怒らせたり 仲間ハズレにされませんように
どうか 私に順番が回って来ませんように だけど神様は
いつもちょっとだけ意地悪で だから 私もいじめる側に
回った 自分が弾かれないように やられてるこの悪口言って
''一人弁当うける〜''とか爆笑して 最低 そんな自分が嫌いで
大っ嫌いで‼︎ けど 何でいつも こう なっちゃうんだろう
やる方も きっと何でか分かってなくてやられる方も
何でやられてるか分かってなくて それでも
「我慢 我慢」って笑って間違ってることも
間違ってるって言えなくて 見ないふりしてる」

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